Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2015年5月号 文学部 R.F

1、この留学を振り返って タイでの留学でいい意味で「楽をする」ことを身に着けたことが一番大きいです。おかげでオン、オフをしっかりと切り替えれるようになりました。タイでは時間がゆったりと流れます。タイ人の時間に対する認知が遅いのもあるのか、歩くスピードが遅く、仕事の仕方もゆったりしています。留学当初はそのスピード感にいらだちを抱いていましたが、時間がたつにつれ、理解できるようになりました。そこが留学生活の分岐点でした。それ以降タイ文化を受け入れるようになり、自分に合った生活のしやすい国だ、と感じ始めました。日本では身内や友達など、近しい関係のみですが、タイはみんながみんなに親切な国です。タイ到着直後スーツケースを運んでくれたり、また、初対面でも互いの距離が近いので、店、客の関係でプライベートのことまで話したりします。タイ人全員が家族のように見えます。 勉強面では語学力を伸ばせました。タイ語を学ぶことが留学の一つの目的でしたので、大学と別にタイ語の語学学校に通いました。その成果もありタイ語で友人と会話できるようになりました。アサンプション大学はほとんどの授業が英語で開講されているので、リスニング力、リーディング力、英語でのプレゼンテーションを向上できました。英語での日常会話は予想よりも向上しませんでした。友人とはタイ語で話すことを優先にしていたのが原因です。スピーキング力の向上は今後の課題です。 タイに対しては悪いイメージは少ないです。人は優しく、ごはんも口に合いました。当初の悪いイメージも良いイメージに代わり、居心地の良い国です。学生生活でとても良い経験となりました。

2、帰国後どう留学経験を生かす予定か 就職活動に役立てます。4月解禁の就職活動で、6月帰国の私はスタートダッシュは遅れているのでできるだけ早く始めます。就職活動は経験や情報収集のため業種関係なく説明会など参加する予定ですが、アサンプション大学で勉強したホスピタリティーの活かせるホテル業や観光業、航空関連を中心に見ていきます。また、自分が外国でよくしてもらった経験もあり、外国人をターゲットにした業種も考えています。留学前は働くなら日本、と考えていましたが、自分に合った良い国なので、タイでの海外勤務も可能性として視野に入れています。 今回の留学で卒業論文のテーマも決まりました。タイ、日本に関するトピックで、両者を比較したいと思います。 勉強に関しては、語学力の向上、資格の取得に努めます。タイ語にあふれていた環境が一気にゼロになるので相当な努力が必要です。独自で勉強するとともに日本にいるタイ人と話す機会を設けます。良いことに以前も働いていたタイ料理店で働くので、そこでタイ語でコミュニケーションを取ります。英語に関しても話す機会を探し向上に努めます。留学中あまり伸びを感じなかったスピーキングを意識し、外国人の集まるお店に行ったり、勇気を出して道に迷っている外国時観光客に話しかけるなど、英語で話す機会を自分から作ります。就職活動を考えた時に、まだまだ十分ではありませんが語学だけでは強みにならないと感じます。以前から関心のあったエネルギーの知識、資格を身に着け、入社の際企業のエネルギー節電の面から貢献できるよう努めます。 最後に交換留学の機会を下さった龍谷大学、留学をあらゆる面でサポートいただいたグローバス教育推進センターの職員の方々に感謝申し上げます。