①現地の学生、友人について
カトリック大学には日文学科があり、日文学科の授業で出会った友達はやはり日本語ができる友達が多いです。その他の学科の友達とは友達の紹介や、その学科の授業をとって出会うことが多いです。私には1学期に、同じ交換留学生としてカトリック大学に、台湾から来た友達がいたのですが、その友達はカトリック大学で中文学科に所属していたのでその子の紹介で現地の中文学科の学生と出会うことができました。
しかしそこで問題になるのは言語の問題です。日文学科の友達は日本語を話せる学生が多いので言語面での問題は、他の学科の学生と友達になって付き合っていくよりかはないと思いますが、それ以外の学科の友達、私であれば国際学部や中文学科の友達と付き合っていくのであれば言語の問題は避けては通れない道だと思います。私は幸い、留学前から高校で3年間韓国語を勉強していてある程度は韓国語を使えるのでそこまでの問題はありませんでしたが、韓国人の友達を作りたいのであれば留学前から韓国語を日常会話程度話せるように勉強しておくのをおすすめします。しかも韓国語を留学前から話せるようにしておくと、韓国語が話せる状態が始まりなので、韓国人の友達がたくさんできるのはもちろん、韓国語がさらに伸びやすくなると感じます。また、留学に来て、日本語を話せる友達ができたとしてもできるだけ韓国語で会話をすることをおすすめします。韓国語を勉強しに韓国に来たのは自分なので言語の勉強面でも後悔ない留学生活を送ることを私は心がけています。
②留学前の言語の勉強と現地に来てからの言語の勉強
カトリック大学に来て思ったことは、他の日本人の留学生は現地に来てから韓国語を学ぼうとしている姿勢が強いということです。韓国語をある程度日本で勉強して、韓国でそれをもっと伸ばそうとしている学生が多いと感じます。しかし、私が実際に留学してみておすすめするのは、日本で日常会話ができる程度の韓国語を身につけておいて韓国に留学する方がより有意義な留学生活を送れると考えます。①のテーマにも書いた通り、留学の始まりが韓国語を日常会話程度話せる状態だと、韓国の友達ともたくさん関わることができるし、そのため、韓国語を使う機会もより増えるので、韓国語の上達につながると考えます。韓国語を学ばずに韓国に来てしまうと、学べることはたくさんありますが、その「学べること」に到達するぐらいまでに韓国語を仕上げないといけないのでその分より時間がかかります。
また、韓国に留学に来て、日本語が話せる友達と出会っても極力日本語は使わないようにすることもおすすめします。韓国のほとんどの大学には日文学科があって、そこの学部生は日本語が話せる学生が多いです。もし、自分が韓国語を日常会話程度話せると感じているのなら、留学時、日文学科に所属するのは避けた方が良いと思います。しかし、他の学科に所属する分、授業も難しくなるので、そのような理由で日文学科に所属したいのであれば、そこでできた友達に、日本語は使わないでほしいと断りをいれるのをおすすめします。交換留学とは期間が限られているので、有意義な生活を送るには、留学前からの準備も怠らず行うと良いと思います。