Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カトリック大学校
2023年4月号 国際学部 I.K

①環境について

 カトリック大学には学生が勉強出来る施設がすごく整っていると感じます。まず図書館ですがとても大きいです。テスト期間に入ると閉館時間が夜中の2時になります。それに合わせて寮の門限も2時になります。寮にも勉強出来るスペースがあり、ここは寮に住んでいない学生でも利用できるのでテスト期間は席が無くなるほど学生が集まって勉強しています。他にも同じようなところが違う建物にもう1つあったり、学校内のコンビニの前が食堂になっていたりしているので、テスト期間はそこも夜遅くまで勉強している学生でいっぱいになります。韓国に来て初めてのテストをこの前終えたばかりで驚いたことは、学校側が寮に住んでいる学生に無料でドーナツとコーヒーを配ってくれたことです。韓国は勉強する学生の応援に手厚いと感じました。

住居についてですが、学校の周りは、家はそこまで多くないと感じます。ご飯屋さんやカフェ、パン屋さんが多く立ち並んでいます。

 街並みについては、学校の周りは坂がとても多いです。学校自体が坂の途中に建っているぐらいなので学校内も坂だらけです。そのため、地上なのにその建物に入るとそこは4階だったりするので、建物によって地上でも階が変わって時々ややこしいと感じます。しかし少し道路側に行くと、日本と同じように道路の脇道に木が植えられていて、それが桜だったのか4月中旬には桜が咲き、街並みに明るさが出てとても綺麗でした。

②語学堂について

私は今語学堂に通っていて4級を受けています。カトリック大学の語学堂は、交換留学生は春学期、秋学期が無料になります。語学堂には交換留学生よりも語学堂だけの留学生が多いです。私のクラスはベトナム、台湾、中国、日本の生徒がいます。言語は韓国語しか通じないので会話する時は全て韓国語で会話します。そのため、韓国語能力がより伸びると感じます。語学堂にも中間考査、中間発表、期末考査、期末発表があり、少し前に中間考査と中間発表が終わりました。考査では「読み」、「聞き」、「書き」、「話し」のテストがあります。発表は各自、主題が決められ、それに合わせてパワーポイントを作り発表します。4級はある程度韓国語が話せる学生が授業を受けているので、私のクラスの発表は台本なしでの発表でした。龍谷大学の授業で、日本語で発表する時さえも緊張するのに、韓国語での発表なんてとても緊張しましたが、先生も優しく、他の学生もとても良い子ばかりで何とか発表を終えることが出来ました。語学堂に通うと様々な国の友達ができるのでグローバルに友達の輪が広まって国際交流ができてとても良いと感じます。

 カトリック大学の語学堂は9時から13時までの4時間なので午前の学部の授業はほぼ取ることが出来ません。また、午後の授業もたくさん取るととても大変です。しかし、韓国語を上達させたい、また、せっかくの留学生活を充実させたいと思うなら大変でも自分の取りたい授業を取るべきだと思います。私は語学堂に通いながら5種類の授業をとっています。1日1日が疲れて、とても大変ですがとても充実していて、韓国語能力も上がっていると感じます。