①試験について
龍谷大学では、試験は年に2回で、各学期に1回ずつの期末試験がありますが、カトリック大では試験は年に合計4回、各学期に2回ずつで中間考査と期末考査があります。韓国の大学に来て試験について感じたことは、韓国の学生は勉強に費やす時間が長く、まじめで勉強熱心な学生が多いということです。寮に夜12時まで勉強できる自習室のようなところがあり、そこは寮に住んでいない学生でも勉強することができるのですが、試験期間は毎回席が埋まっています。また、カトリック大学にはコンビニがあり、その空間にカフェテリアがあるのですが、そこも試験期間は勉強している学生で席が埋まっています。韓国の大学は学習に対するシステムがすごく整っていると感じます。試験期間は寮外で夜遅くまで勉強している学生のために、門限が夜の1時から2時に変更になったり、図書館は24時間開放になったりします。また、寮に住む学生に、試験期間、ドーナツやサンドウィッチなどの間食を配ってくれます。勉強に対するそのような部分がすごく手厚く、始めはびっくりしました。韓国は日本より学歴社会が厳しいと聞いたことがあるので、韓国の学生が熱心に勉強しているのはそのためでもあると感じました。私も6月にあった期末試験では図書館に朝までいて勉強しましたが、私以外にも朝まで寝ずに勉強している学生がたくさんいてびっくりしました。私も負けずに、頑張りたいと思います。
②韓国で迎えた20歳の誕生日
26日に韓国で20歳の誕生日を迎えました。日本ではない国で初めて誕生日を過ごし、また、20歳という特別な誕生日だったのでいつもとは違う胸の高鳴りがありました。韓国では誕生日にわかめスープを飲むという文化があります。なぜ飲むのか韓国の友達に聞いてみると、韓国では母親が子どもを出産した後、2~3週時間、栄養価の高いわかめスープを毎日飲むらしく、母親は子どもを産んだ時の喜びを思い出す、子どもは自分を生んでくれた母親に感謝するという意味を込めて誕生日にはわかめスープを飲むのだと言っていました。私はわかめスープは飲まず、テンジャンスープとサムギョプサルでお祝いしました。また来年以降韓国で誕生日を過ごすことがあれば、その時はわかめスープを飲みたいと思います。
誕生日当日はルームメイトとその彼氏が祝ってくれ、その次の日は今回の留学で出会った日本の留学生の友達とフェファというところに行きました。フェファの雰囲気は『韓国』という感じはあまりなく、なにか少し昔にタイムスリップした感じもあり、また、現代の雰囲気もあり、私にはとても合う場所でした。また、行きたいと思える場所でした。フェファから帰ってきた後は友達がサプライズでケーキやプレゼントを用意してくれお祝いしてくれました。とても嬉しかったし、韓国で誕生日を過ごせてよかったと思いました。一生記憶に残る貴重な20歳の誕生日になりました。