《余暇の過ごし方 》
夏休みを含めて、韓国では休日が多い気がします。直近では9月9日~9月12日までが秋夕(추석)のため、学校が休みになりました。秋夕は日本でいうお盆休みと考えるのが一番近いと思います。お店では、贈り物用の少し高い商品が並ぶ傾向があると感じました。
また、授業が休みになって驚いたことは、大統領選挙の日です。前期の授業が始まってすぐの3月の平日に休日がありました。日本での選挙は日曜日で、期日前投票を利用する人も多いので選挙当日に集中的に動くというイメージはあまり持ったことが無かったです。しかし、韓国では選挙が祝日になった水曜日にあるという事もあり、若年層の投票率もかなり高く、国民全体の政治への関心を伺うことが出来ました。
2学期は偶然ではありますが月曜日の祝日が多いです。ですが、すべての日の授業がなくなるわけではありません。授業ごとに祝日の対応が違うので、連絡をしっかり確認しなければなりません。現在私が履修している授業はリアルタイムのオンライン授業か、動画授業になっていることが多いです。レポート課題が課される授業もあるそうです。
以上のような休日に一貫して言えることは、お店が休業になりやすいということです。飲食店、スーパーなど直前になって休業の張り紙をしているのをよく見かけました。特にびっくりしたのは、チェーン店では店舗ごとに対応が変わるということです。完全に休業にするところもあれば、時短営業をしているところもありました。休日に出掛ける際は、店舗ごと営業状態をしっかり調べておかないといけないと思います。
《秋の学祭》
中央大学では9月19日~30日まで学祭が行われました。5月には春の学祭があったのですが、今回は春よりもかなり規模が大きかったように感じます。期間は2週間ありますが、その期間授業が休みになることはありません。最初の1週間は、学部ごとのイベント期間でした。それぞれの学部のインスタグラムのアカウントで、何日にどのような企画があるのか確認することができます。私の所属する社会学部は、ワッフルの無料配布や、サークルごとの舞台公演などがありました。他学部ではありますが、工学部と経営経済学部のイベントは、学部の開催とは思えないほど規模が大きかったです。大学主催でアーティスト公演があるように、学部主催の公演がありました。今年はヒップホップ歌手やラッパーが多かったですが、誰もが知っているような有名な方ばかりでした。学部開催の公演は、学部生が優先的に入場するのですが、他学部生も参加することができます。入場のチケットをとるために、朝早くから待機していた人もいたようです。公演中はシャボン玉やスモーク、炎などのステージエフェクトも使われていて、とても豪華でした。最終日には校内で花火が上がるサプライズもありました。公演のほかには、フードトラックやフリーマーケット、学生団体企画のイベントブースなどがあり、毎日賑わっていました。中には、タロットカードなどの占いをしてもらえる場所もあり、バリエーションがとても豊かでした。フードトラックはトッポギやチュロス、ステーキや肉寿司までありました。
留学前から韓国の学祭の規模の大きさは噂に聞いていましたが、春の学祭に続き、今回の期間で改めて体感できたように思います。