〈授業紹介〉
私は以前のマンスリーレポートでも述べたように英語学科に所属しています。そのため、基本的な授業は全て英語です。英語学科での授業はReading、Listening、Writing、Speaking、Presentationなど基礎的なものから発展的な内容の授業など様々な授業が開講されています。私が好きな授業は「Oral Presentation」です。この授業は授業中にトピックがランダムに配られ、授業時間内に文や構成を考え前に出て発表するというプレゼンテーションの能力を養成するための授業です。日本にいた頃はあまりこういった授業を受けたことが無かったため、非常に新鮮で毎回難題に苦しみながらも楽しんで受講しています。
また、中国語に関しては華語センターで週二回、各3コマ分の授業を受けています。華語センターで行われている授業は発音など基礎にあたるA1から会話練習などのB2やC1など上級までクラスがあります。私はほぼ中国語初心者なので、中国語の基礎を学ぶA1の授業を主に受講しています。また、華語センターでのクラスメートは基本的に私を含め留学生ばかりなのですが、私が取っている中国語の授業の一つは台湾人も参加することができ、ほぼマンツーマンで中国語を教えてもらいながら一緒に勉強しています。おかげで私の中国語も少しは良くなった気がします。
また、これは華語センターだけでなく全ての授業でいえることなのですが、基本的に台湾の大学の授業は日本の授業とは異なり、1コマ50分の授業を2~3コマ連続して受けます。休み時間は各50分ごとに10分です。また、聞いてみたところ個人の中国語や英語の能力次第では他学部の授業も受講することが可能なようです。留学当初、私は中国語はもちろん、英語に関しても力不足だと感じていたので今学期は英語学科の授業のみを受講しました。しかし、私は経済学に興味があるため来学期では経済学部の授業を多めに受講するつもりです。
↑華語センターでの中国語授業の様子
〈Dragon Boat Festival Pronunciation Contest〉
今月、旧暦の五月五日の端午節*に合わせて端午節の起源となった詩人「屈原」の詠んだ詩を読むというリーディングコンテストが開催されました。このコンテストは華語センター主催で留学生に対して開催されたもので、原稿が事前に配られ発音や流暢さに加え、服装やクリエイティビティを評価するコンテストで、私も参加しました。コンテストは賞金もあり私も結構練習しました笑。賞金は貰えなかったものの、特別賞としてお菓子を大量に貰いました。また、大葉大学では今回のコンテストのように英語学科や華語センターを中心に隔週で様々なコンペティションが行われており、賞金が貰えるものもあります。なので、興味があれば挑戦してみて欲しいです。私も次回は賞金が勝ち取れるように頑張ります!!ではまた、来月号で。再見!!
*端午節は日本では端午の節句、子供の日とも言われますが中国、台湾では端午節は春秋戦国時代の楚国の政治家であり、詩人であった”屈原”を追悼する日となっています。屈原は仕えていた楚国の王に裏切られ失望し、汩羅江に身を投げました。それが旧暦の五月五日だったそうです。その後屈原の死を嘆いた民が彼の死を悼み、船に乗って彼の遺体を探しました。これがきっかけで5月5日にドラゴンボートに乗るという習慣が生まれたのだそうです。