この留学を振り返って
僕は、昨年の3月から今年の1月までの約1年間中国の大連外国語大学に留学していました。この留学は、本当に僕の中で一番素晴らしい体験です。留学が始まった頃は、とても大変でした。上手く中国語も話せなかったですし、中国人や日本人以外の留学生が喋っていることも全く分かりませんでしたので、会話をすることが全くできません。それに、お風呂の使い方、入学の手続き、Wi-Fiの繋ぎ方や洗濯機の回し方なども全く教えてもらってない状態で、一人知らない環境に残されたように感じでした。その時は、もう絶望で一人ずっと部屋に閉じこもって留学に来たことを凄く後悔しましたね。でも、だんだんと生活していくうちに人との関わりあいの大切さを気づかされました。本当に、中国人や留学生みんなとても優しかったです。なんでも分からないことがあれば、すぐに教えてくれますし、下手くそな中国語でもちゃんと聞いて理解しようとしてくれます。中国語を使って色んな人と話すのは、すごく楽しかっですね。色んな国の友達と会話をしたり遊んだり、中国人と一緒に勉強したりして。そうして行くうちに、自分の中国語も鍛えられていきました。初めの頃は、中国人に色々頼っていましたが、最後の方は、もう全て自分で何もかもやっていました。なので、自分でも本当に成長したなと感じます。この留学は、本当に価値がありました。色んな国の友達もたくさんできましたし、中国のいろんなところも行けましたし。中国での1日1日の生活全て、本当に素晴らしい思い出です。
期末テストについて
期末テストは、全ての科目なので中級B2クラスでは4科目ありました。『精読』、『閲読』、『口語』、『聞力』の4つです。『精読』は、中間テストと全く同じです。教科書に基づいて、問題がでます。なので、授業をしっかり受けて、教科書を復習すれば高点数が取れます。『閲読』は、文章を読んで答えを見つけ出すもの、つまり読解です。ですが、日本の読解の仕方と中国の読解の仕方は少し違うので、初め勉強したときは、あまり慣れませんでした。ですが、テストの内容は、ほぼ教科書の中から出てきます。それなので、『閲読』も復習をすればある程度の点数は取れます。僕らのクラスのテスト問題では、1個の文章だけ教科書外の問題でした。ですが、それほど難しくはなく、授業をしっかり受けていて、答えの見つけ方を理解していれば簡単に解けるようなものでした。『口語』は、口頭試験と筆記試験の2つの試験があります。口頭試験の内容は、僕たちに関することや留学生活のことについての紹介と教科書の文を朗読するものです。どちらも先生1人だけにするので、そんなに緊張はしませんでした。筆記試験の内容は、教科書の内容ですし、問題数も少なかったのでとても簡単でした。『聞力』の試験は、全てリスニングなので、かなり疲れました。それに。僕たちのクラスの問題は、70パーセント教科書以外の問題なので、テスト以前にリスニング能力を高めておく必要がありました。『聞力』の問題は、難しいですが、合格ラインを下回るようなことは無いと思います。