私が勉強しているクラスは高級Bクラスで、本科の3年生に当たります。
クラスメイトは、日本人7人・韓国人2人・ロシア人2人・マレーシア人1人・ルーマニア人1人・ウズベキスタン人1人の合計14人です。
授業は精読・口語・閲読・リスニングの4科目です。
精読は主に書き言葉(书面语)を学びます。一課に入る毎に先生が単語の説明をしてくれますが、本文にはあまり重点を置かず、自分たちが読んでわからないところがあれば先生に自分から質問する。という授業形式です。予習し終わったという前提で授業が進みますので、予習はもちろん必須です。
口語は精読同様、教科書の内容に沿って授業を進めていきます。口語もまずは単語の説明から入りますが、学生が理解しているという前提で説明をするので、単語や本文にもあまり時間をかけません。口語も予習が必須です。そして本文の内容について学生たちに討論をさせ、発表させます。
閲読は新聞の内容になります。新聞なので中国の経済状況や貧困問題、結婚観念、世界情勢という内容が多いです。ですので、出てくる単語も難度が高いと思います。
閲読もあまり本文の説明はしません。本文の内容についてみんなで考える。という授業形式なので、あまり閲読とは言えないかもしれません。
リスニングも閲読同様、新聞の内容になります。本文の内容は詳しく説明しません。学生が内容を聞き取れているという前提で進めます。
このように高級クラスは新聞や本の内容を理解できるようになることに重点を置いているので、口語を重点的に学びたい人は中級クラスをおススメします。
治安については、大連では大きなトラブルに遭うことはなく、友人から聞いたこともありません。しかしある友達は旅行先の瀋陽で、ポケットに入れていたiphoneをユニクロで盗まれたそうです。中国では少し高価なイメージのあるユニクロだったので、警戒せずiphoneをポケットに入れたままだったそうです。ちゃんとした店であっても、日本ではないのですから盗られる可能性を考えて対策した方がいいと思います。
トラブルというほどのことではありませんが、大連の安いお店でサンダルを買おうと思い値段交渉をしたら、店主のおばさんから怒鳴られました。「もともと安い値段で、中国人でも安くできないのに、ましてや日本人に安く出来るわけがない。」など、大声で暴言を吐かれました。中国では外国人に対して中国人の2倍の値段など、でたらめな値段を吹っかけることもあるので値段交渉するのは大切だと思いますが、あまり値段交渉しすぎるのも店員を怒らせてしまう場合があるので、気を付けた方がいいと思います。値段交渉も程々に。ですが基本的に大連は治安が良いと思います。日本人と分かったら気軽に話しかけてくれたり、店員さんもタクシーの運転手さんも優しく接してくれる人が多いと思います。
夏休みの話ですが、大連外国語学院では留学生用の寮が新しい寮へと変更になったので、その引っ越し手続きもあり忙しい夏休みとなりました。
夏休みに入る前から新しい寮に引っ越すというのは決まっていたのですが、その日程が中々決まらないために夏休みの計画を立てられませんでした。しかし、8月末に急に学校から「二日で新しい寮へ完全移動」との知らせがあり、寮では急いで引っ越し作業が行われました。その上、新しい宿舎は部屋数が少なく夏休みの最後に帰って来た留学生や新しい留学生の部屋がない状態で、寮の部屋に入れなかった私の友達は、新しく来た全く知らない留学生と大学のホテルに泊まることになりました。(もちろん寮費より高く、二人部屋にすると一人55元ほどです。)学校が始まった今でも、バスで通わなければならない遠い場所に住んでいます。
学校側は新しく来た留学生優先で寮に入れるため、前からいる留学生は外に住むように促しています。事前に、元からいる留学生には部屋がないかもしれない。と、学校側は留学生に知らせる義務があると思います。他の都市は分かりませんが、大連ではアパートの契約は大体半年か1年なので、9月に言われてももうどうすることも出来ない状態です。
なので、大連外国語大学に留学しようと思っている方は、こういうことも考慮した方がいいと思います。そして新しい宿舎には購買がなく不便です。(歩いて5分ほどのところにコンビニはあります。)洗濯機の使用も有料になりました。一回につき4元かかります。シャワールームも前のように仕切りはなく、脱衣所で脱いでからシャワールームへ行かなければなりません。また早急に建てたからかもしれませんが、一か月足らずでトイレのドアノブが何個か壊れてしまっていたり、シャワールームの排水溝が詰まったり、見た目は綺麗になりましたが、ところどころやっつけ工事を窺わすような宿舎です。
また正門近くに新しく27番線のバス停(南山站)が出来ました。このバスに乗ればカルフール近くのバス停まで3駅で着くので、これは便利だと思います。