Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2012年6月号 国際文化学部 D.I

・期末試験について

期末試験は中間テストとさほどテスト形式は変わりません。しかしどの科目も中間テストが成績評価の基準のわずか20%で、期末試験が80%を占めています。なのでこの期末テストは大変重要です。しかし逆に考えてみると、中間テストの点数があまり良くなかった私にとって、期末テストは挽回できるチャンスだと思います。また今回はどの科目も以前に比べ範囲も広く、内容も格段に難しくなっています。また、閲読に限っては中間テストがなかったため、授業が始まった第1課からがすべてテスト範囲となります。さらに評価基準も90%が筆記テストの結果から割り出されるため、やはりテストの2週間前から復習することが鍵になると思います。

 

・学校の様々な行事

大連外国語学院には毎月様々な行事があります。まず五月上旬には運動会がありました。この運動会では運動場の4分の1くらいの面積しかとらないほど質素な運動会ではありますが、とても盛り上がります。主な種目は、縄跳び競争、二人三脚、ムカデリレー、男女混合400メートルリレーなどがあります。各種目で優勝したチームにはシャンプーやイヤホンなどの景品があります。また、優勝できなかったチームにも参加賞としてティッシュがもらえます。そして、最後の醍醐味である男女混合400メートルリレーで優勝したチームには、大連外国語学院特製の「大外Tシャツ」がもらえます。留学生のみんなはこれを目当てに一生懸命走ります。しかしリレーに優勝できずとも、大外Tシャツを獲得する方法があります。それはすべての種目に出場し、ティッシュを5個集め交換することが条件です。私は出場せず応援していただけなので、それを聞いた後とても後悔しました。

 

そして6月中旬に大連外国語大学卓球大会が行われました。卓球は中国の国技でもあり、とても盛んです。また、日本で全国大会に出場するほどの腕前を持つ留学生が2人もいたので、彼らの試合は、まるでプロの卓球選手のような白熱した試合でした。この卓球大会では参加者全員に大外Tシャツがもらえるので、私も参加しました。なのでこのTシャツの写真を添付しておきます。

 

そして6月中旬にはHSK(漢語水平講試)がありました。このHSKは大連では大連外国語学院でしか行っていないので、たくさんの留学生がここに集まります。今回は5級と6級しかないので、私は5級を受けました。特にHSKでは時間との勝負だと思います。閲読に限っては、時間が40分間に対して、問題数が45問あります。つまり単純計算でいうと、一問あたり、1分以下のペースで解かなければなりません。最後には長文読解が5問ほどあるので、いかに早く正確に読むかが合否を握るカギになると思います。

 

・日中交流会

大連外国語学院では毎週月曜日に「日中交流会」というものがあります。この交流会は午後5時~7時まであります。教室の中に日本語を勉強している中国人の学生と日本人留学生が集められます。そして1つのグループに6人ほど固められ、初めの一時間は自由会話の時間が設けられます。この時間で自己紹介をしたり、お互いの文化の違いを話し合ったりします。この時間は中国語を話すうってつけの時間でもあり、友達を作るチャンスでもあるので、とても有意義に過ごすことができます。そして最後の一時間はゲームをします。フルーツバスケットやイントロゲームなど、日本でよく遊んだようなゲームばかりです。中国人の友達もこれらのゲームにとても興味があり、毎回楽しんでくれています。なので私は毎週月曜日の夕方はとても楽しみです。