グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2013年10月号 国際文化学部 K.T

・授業紹介

現在私のクラスには5つの科目があります。先学期と比べると科目数も3つ増え、内容も専門的な単語やより込み入ったものが多くなりました。特に変化が著しいところは、日本でいうリスニングの授業が二つに分かれたところでしょうか。先学期ではひとまとめにされていた聞き取りと会話の授業が、今学期ではそれぞれ独立した科目になり、その名の通りですが、聞き取りの授業ではリスニングを、会話の授業ではスピーキングを主に学ぶことになりました。

今学期のクラスで私が最も刺激をもらっているのは日系ブラジル人のエレンです。彼女に出会ったとき、日本の学生との授業態度のギャップに大きなショックを受けました。

先ほど少し触れたスピーキングの授業の初めに、少しだけ発表をする時間があるのですが、その数分間ですら彼女は手を抜かず引き込まれるようなプレゼンをするのです。写真は“なぜ中国語よりも日本語の方が難しいと感じる人が多いのか”というテーマで発表をしていた時のものです。

ブラジルで育った彼女が日本語と中国語を比較したプレゼンをしているのをみて、私も常に彼女のようにあるべきだ、残された時間を無駄にしてはいけないと強く思いました。

 

・新入生歓迎会

10月23日に、日本人留学生として、中国人新入生の歓迎会に出演させていただく機会がありました。他にも多くの学生が国境を越えて劇やダンスを披露する中、私は現地の学生も含めた5人で歌を歌いました。歌ったのは日本語のものが一曲と中国語のものが一曲、合計二曲でした。時間にすれば数分間の間でしたが、多くの人の前に立つことはもちろん現地の学生と交流を深めるまたとない機会を持てて非常にうれしかったです。

学校の中で最も広いホールで行われた会でしたので、それに比例して規模も非常に大きく、出演者もクオリティの高い演技が求められました。そのため現地の学生は留学生のように直接教授から依頼を受けることはありません。出演するためには面接を通過する必要があり、担当の先生曰く私たちのような場合もそれに適応されてしまうため、初めはせっかく練習した曲を披露できるかどうか不安でしたが、終わってしまった今ではむしろ、面接官の前での発表や関係者直々のダメ出し等、他の留学生にはできないようなナマの体験ができたことを光栄に思います。

本番直前で日本語の方の発表曲を変更するなど、多くの関係者に迷惑をかけてしまうこともありましたが、今回のことがきっかけで新しい交流も増え、日本語を学んでいない学生とも親しくなれました。

そして最も誇らしいのは、その人たちと、帰国したあとも深い付き合いをしたいと思える関係になれたことです。