Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2013年8月号 国際文化学部 K.T

・余暇の過ごし方

2か月ある夏休みのうちの約1か月間、私はずっと中国各地を転々と旅して回っていました。まず私が住んでいる大連から北京へ、そのあと北京から西安へ、それから九寨溝、成都、重慶、貴陽、広州、香港、深圳と、回った場所は大連を除いて全部で9か所です。

今回の旅の心得は、飛行機やタクシーを使わないことでした。必然的に移動手段のほとんどが汽車(火车)やバスや徒歩になりましたが、大変なのは初めのうちだけで、帰るころには体力的にも精神的にも余裕を持って行動できるようになっていたのではないかと思います。火车のチケットの取り方、ホテルを現地調達するときのコツ、一人で行動するときに注意すること、など、旅そのものにも程よく慣れることができた上に、月並みですが良くも悪くも日本や大連ではできない経験もたくさん持ちました。伝統的な建築物や日本とはけた違いの景色を目の当たりにして、中国の人々はもっと自分たちの国にはこんなに素晴らしいものがあるという自覚と誇りをもつべきだと感じました。

確かに苦労がなかったわけではありませんが、このような経験をできただけでも、十分夏休みを満喫できたといえるでしょう。

・新学期について

9月から新学期が始まるということで、8月26日から30日までの間は様々な手続きに追われていました。後半は人がたくさん増えるので、早めに済ませてしまうのがいいと思います。前回と同じく今回も、不必要な費用を請求されたり、必要な手続きを飛ばされたりする場合がありますので、しっかり自己管理しておくことをおすすめします。前回と違うことは、自分の中国語レベルが上がったことによって作業が比較的スムーズに進んだことです。

学期が始まる前のクラス分けのテストについてですが、こちらも内容はだいたい前回と同じと言っていいでしょう。ただ圧倒的に今回の方が新入生が多いので、その分時間も余計にかかっていたように思います。

また、新しい留学生が増えるに従って、学校内や留学生寮もたいへん賑わってきました。まだ中国語がうまく話せない人もいますが、英語やジェスチャーを使って楽しくコミュニケーションをとっています。もうすぐ授業も始まります。どんなクラスになるのか楽しみです。