Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2017年11月号 経済学部 Y.O

《授業紹介》

今学期は高級Bというクラスで授業を受けています。前学期の中級Cと比べて違う点は基本授業が一つ減ったことと、話す練習をする授業ができたことです。選択授業は葫芦丝という笛の授業と、現代中国経済という授業を選択しています。前学期と比べて、周りの中国語のレベルがかなり高いと感じます。ですので自分も追いつけるように頑張ろうという意識ができます。授業について初めは難しそうだと感じていましたが、徐々に慣れ、復習をしっかりすれば問題ないと今は思います。

高級Bクラスの精読の授業は授業スピードはゆっくりしているのですが、その分内容がとても濃いと感じます。周りのレベルも高いので、学生たちが質問する内容のレベルも高く、自分も勉強になります。口語の授業では、グループになって討論し、その後発表するという形式が基本となっています。グループはランダムで組まれるのでクラスメートのみんなとの距離も縮めることができ、そのグループ討論の時間にさまざまな国の文化を知ることができ、とても楽しいです。閲読の授業はほとんどの内容が専門的なもので、しかもHSK6級レベルのものなので少し難しいです。クラスメートも閲読の授業が一番難しいと感じているようです。

後期の授業は自分でクラスを選べることができるので、授業レベル、クラスの雰囲気、先生、人数など自分に合ったクラスを見つけることが大切です。

《秋祭り》

10月末に大連のオリンピック広場という場所で日本人と中国人が合同で秋祭りというものが開催されました。日本の夏祭りによく似たもので、中国でありながら日本の夏祭りの雰囲気を楽しむことができました。屋台では、たこ焼きや焼き鳥が食べられる他、日本の様々な商品も購入することができます。メインイベントとして「浴衣美人コンテスト」が開催されたのですが、私はそのコンテストに参加しました。事前に浴衣を着て写真を撮り、当日は浴衣を着ての参加だったのですが、10月末の浴衣は凍えるほど寒かったです。しかし、たくさんの人と写真を撮ったり、浴衣を着て金魚すくいをしたりとたくさんの思い出ができました。大連には多くの日本人が仕事などの理由で滞在しており、秋祭りにも多くの日本人来場者が見られました。浴衣美人コンテスト以外にも、コーラ早飲み大会やのど自慢大会もありました。この秋祭りの主催者は主に日本人学生なので、参加するだけでなく、ボランティアで手伝うこともできます。きっと良い思い出となるので、興味もある方は来年、参加してみていただきたいです。