〈カルチャーショックについて〉
大外では、必修科目以外にも選択科目をとることができます。選択科目は、中国書道や太極拳、中国画、汉语正音、HSK対策などがあります。そのうち最大2科目まで履修することができるのですが、人気がある科目は定員を超えると申し込むことができない場合もあるので、申込期間中はなるべく早く申し込みに行くことをおススメします。私は書道とHSK対策6級を選択しています。今回は書道の授業について紹介したいと思います。
書道は基礎班と提高班の2班に分けられおり、私は基礎班を選択しています。この班分けは書道のレベルで分けられているのではなく、先生の説明する中国語のレベルで分けられています。最初の1時間目は使用道具や、基本的な書き方についての説明のみで、実際に筆で書くのは2回目の授業からでした。2回目の授業からは自分で書道セットを買って持参しなければなりません。必要なのは筆や半紙、墨汁、硯、下敷きです。道具は全て学校内にある総合楼で揃えることができ、全ての道具を揃えても値段はそこまで高くはありません。
2回目以降の授業では、まずお手本を配られて、簡単な説明をされたあと、書き方の手本となる動画をみせてくれます。その後は各自でひたすら書いて練習するだけです。書いた紙を提出することはなく、授業中に先生が一人一人アドバイスをしてくれます。 私は日本で数年書道をやっていたのですが、日本と中国では書き方も字の雰囲気も異なるのでとてもおもしろいです。