Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2022年 10月号 国際学部 M.Y

                                             【オンライン留学環境について】

 中国は現在オンライン留学が主流なのでオンラインでの留学環境には力を入れているように感じます。例えば、中秋节などのイベント時には様々な映像を送ってくれたり、最初のほうは授業が始まる1時間前にリマインドのチャットを主任の先生がグループで送ってくれたりしていました。大連の海の映像や朝日の写真もあり、現地に行きたい欲が高まります。

 オンライン留学では、「Wechat」と「Voov meeting」と「国际教育云平台」の3つを使っています。授業が主に「Wechat」または「Voov meeting」で行われ、課題提出や試験が主に「国际教育云平台」で行われています。注意点としては、携帯のモバイル通信ではスムーズに授業が受けられないのでWi-Fiがある環境を整えておくことです。また、「Voov meeting」ですが、本来は中国のアプリである「腾讯会议」をダウンロードしなくてはなりません。しかし、中国以外ではおそらく「腾讯会议」は使えないので、「腾讯会议」のグローバルバージョンの「Voov meeting」をダウンロードしてください。

 オンライン留学環境でいい点は、授業の予習動画が「国际教育云平台」に上げられているのでわからない部分を何度でも見返すことができることです。また、先生たちとはネット上で連絡するので、何か問題があったとき土日でも気軽に連絡することができ、スムーズに解決できます。

 一方で、悪い点としては接続が悪くなったり、重くてうまく操作ができなかったりする場合があることです。スマートフォンとパソコンの2つで平行して授業を受けることをお勧めします。

 

               【クラスメイトについて】

 最初にクラス分けテストをしてクラスに分かれるのですが、私は一番上のクラスの中級A班になりました。生徒は全部で7人で、日本人4人、ロシア人2人、タイ人1人のクラスです。留学生はアジアからの学生が多く、女性が多いと思われます。授業内での学生同士の交流はとても少ないですが、日本人が多いので中国語が難しくてわからない時に授業外で気軽に相談することができて助かっています。また、全員の中国語レベルが近しいので問題を解くスピードや、理解力が同じくらいで授業はスムーズに進められます。授業開始から1週間ほど経った頃に、授業のスピードや難易度についていけないと感じたらクラスを変更することも可能です。

 授業内では自分の意見を発現する場面が多く、一人一人の考え方を知ることができます。今までには、恋愛や就職状況や教育などのテーマがありました。やはりその国によって異なる部分があるので聞いていて新しい発見になります。中国留学ではありますが、ほかの国についても知ることができるので貴重な経験です。

 今はまだ個人的に会話している友達が日本人の2人しかいないので、ネット上ではありますが、機会があればほかのクラスメイトにも声をかけて仲良くなりたいです。