授業紹介
今回は、基礎科目の阅读,口语,精读の3つの授業内容についてお伝えします。
阅读はWeChatで授業が進められています。先生が写真で読み取り問題を送ってくれるので私たちは問題を各自で解いて、個別のチャットで先生に答えを送ります。先生は音声メッセージで間違っている個所について説明してくれます。全員が説き終わったタイミングでグループのチャットに先生が文章のCDを送ってくれ、各問題の解き方の説明もしてくれます。ほかの授業と比べて、ネット環境が悪くても授業に参加しやすいので助かります。
口语はWeChatの電話機能とチャットで授業が行われます。基本的に、文章を作る問題を解くときはチャットを使い、教科書の読み取り問題は電話で発言するようになっています。発言する順番などはなく、わかる人からどんどん発言していくので積極性が求められます。
精读は1週間に3回授業があり、授業数は一番多いです。授業にはVoov meetingというzoomのようなアプリとWeChatのチャット機能、そして台风平台というサイトを利用します。基本的にVoov meetingで先生が画面共有をして授業が進められるのですが、新しい単語と文章の説明や教材は台风平台に載ってあるので、授業中に台风平台で説明動画を見ることがあります。問題を解いたら基本的にグループチャットに答えに写真を送り、たまに時間が余ると先生がちょっとした中国語の動画を送ってくれることもあります。
宿題は阅读と口语は基本的に出ないですが、精读は出されることが多いです。
授業紹介パート2
一回目の授業紹介で字数の関係上紹介できなかった听力とHSK5级対策の授業についてお伝えします。ちなみに听力は基礎の授業ですが、HSK5级対策の授業は選択科目でHSK4級獲得者だけが受講できます。
听力は私が一番好きな授業なのですが、授業はWeChatだけで行われます。先生がチャットに音声を送って授業を進めていくのですが、たくさんのCDが送られてくるので容量には注意したほうがいいと思います。書き取りの問題以外は私たちも音声をチャットに送って答える必要があります。音声で答える問題は答えの決まっていない問題が多く、クラスメイト全員が違う考えを持っていることがあるため、文化の違いも感じることができます。先生も丁寧に一人一人にフィードバックしてくれるので、発音や文法の間違いにも気づくことができます。この授業は必ず宿題があり、次の文章の予習をする必要があります。1回の授業で1つの文章について学ぶので、理解を深めることができますがほかの授業と比べるとスピードが早く感じます。
HSK5级対策の授業はvoov meetingというzoomのようなアプリで授業を行い、問題の答えをWeChatのグループチャットに送ります。過去問をみんなで解くのですが、問題の種類ごとに先生が解き方について解説してくれるのでとても助かっています。選択授業のため、人数が多く、中国語のレベルの差は大きいように感じます。