Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2022年12月号 国際学部 M・Y

 オンライン留学における教員・生徒間の交流について

 基本的にwechatで連絡をとるので、教員との交流はたくさんできます。オンライン留学だと、どうしても1人ではわからない不安な部分や、接続が悪くて授業に支障が出てしまうことがあるのでそんな時に気軽に先生たちに声をかけることができるのはとても助かります。やはり、外国語大学ということもあり、海外に行ったことがある先生が多いため、私たち留学生に対して差別することなく、丁寧に話を聞いてくれ、つたない中国語でも理解しようとしてくれます。また、留学初期でまだみんながオンライン留学になれていない間は、毎日グループチャットで「もうすぐ授業が始まるよ」と声掛けをしてくれ、祝日には中国でどのように祝日を過ごしているのかがわかる動画を送ってくれたこともありました。やはり、オンライン留学を長い間行っている中国だからこそ、慣れていて、臨機応変に対応してくれる先生ばかりだと感じました。

 生徒間の交流に関しては、授業内では仲良くなることは難しいです。しかし、授業内では自分の国についてテーマに沿った話をする機会が多いので、様々な国から集まったクラスメイトの意見が聞けてとても楽しいです。wechatでの交流になるので、自分から声をかければ交流することは簡単にできます。実際に私は、日本の学生以外に、アイスランド、ロシア、中国、ヨルダンの学生と交流しました。

 

 

 期末試験について

 もうすぐ期末試験なので、試験について詳しくお伝えします。

 選択科目は、おそらく授業最終日に行われます。私が受講した、中华文化典籍导读は12月12日にレポート、HSK5級対策は12月19日に90分間のテストが授業時間内にありました。選択科目は、中間テストがないのでこのテストはとても重要になります。

 必修科目のテストは、12月26日から28日の間に行われますが、授業時間外の午後に行われます。ほとんどの授業ではすでに学習範囲が終わっているので、授業時間はテスト勉強をすることになります。阅读、听力、口语、精读の4つの科目を受けることになりますが、精读は中間テストより後の範囲、听力と口语は今まで習ったすべてが出題範囲となります。阅读は授業内と同じ問題は出ないのでとくに勉強することはありません。

 注意点として、時差があるので時間を勘違いしないように気を付けなければいけません。おそらくテストの時間が近づくと先生がwechatで声をかけてくれると思いますが、たまに通知がこないことがあるので自分で意識しておく必要があります。また、基本的にテスト中はカメラをオンにするか、テスト中のビデオをとってグループに送ることになるということも知っておいたほうがいいと思います。