Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2022年5月号 法学部 I.W

①授業紹介

必須科目として基础课、口语课、听力课の三つがあります。日本時間の9時半から11時と11時15分から12時45分の一コマ1時間半の授業が二コマ行われ、基础课が二コマもしくは口语课と听力课一コマずつが基本的な一日の授業です。木曜日だけプラスで汉语正音选修课という発音を矯正する授業をとっています。

 

授業内容について話す前に少しクラスについて話したいと思います。

私は初級A班というクラスで授業を受けていて、クラスには在日中国人の方が一人、タイ人の方が二人、インドネシア人の方が一人います。計五名と少人数のクラスなので発言したり、わからない事があったりすると先生に聞きやすいです。

授業の紹介をします。

基础课は大体三回で一つの課を学びます。単元の単語・文法を学び、音読し問題を解きます。授業スピードもちょうど良く、先生の解説がすごく丁寧でわかりやすいので私はこの授業が一番好きです。

口语课の授業は話すのが中心でスピーキング力が鍛えられるものだと思っていたのですが、私の想像していた授業とは違っていました。口语课は基础课に似ていて、テキストの読解をします。自分で文を考えて話すことがなく、テキストに沿った発言をするだけなのでスピーキング力を鍛えるのは少し難しいなと感じました。

听力课は単元の単語を学んだ後、短文のリスニング、長文のリスニングを数個解きます。先生の話す中国語がかなり早いので解説を聞き取るのに苦労しますが、先生自身が明るく、日常会話も交えて会話をしてくれるのでリスニングは苦手ですが楽に授業が受けられます。

 

②期中考试について

3月7日から授業が始まり、初めて期中考试(中間テスト)が行われました。期中考试は听力课以外の選択科目も合わせた三科目(基础课,口语课,汉语正音选修课)で実施されました。一つ一つ紹介したいと思います。

 

基础课は期中考试や期末考试といった大きなテスト以外に、普段から単元が終わるごとに単語テストが実施されます。期中考试は約1ヶ月前に行われ、90分間のリモート上でのテストでした。普段から授業で使用する腾讯会议にカメラオンの状態で入り、唐风にアップロードされている問題をパソコンで開きながら答えを紙に書き、それを写真に撮り問題用紙に添付しアップロードするという方法でした。テストについての説明が数日前に口頭でされたのですが、聞き取る事ができなかったためチャットで再度教えてもらいました。しかし、少し複雑な方法だったのでテストが終わってから戸惑ってしまいました。テスト内容は大まかにいうと単語、選択問題、与えられた単語での作文、長文作文という感じでした。テスト勉強をしたら必ず点が取れるようなテストでしたが、やはり私にとって長文での作文が一番難しかったです。

 

口语课もそれまでに習った単元に沿った内容でのテストでした。与えられた四つの題から一つ選択し、それについて一人約二分間のスピーチをするといった内容でした。私はもともと人前で話すことがすごく苦手なのですが、中国語で話すとなると余計に緊張してしまい、発音も流暢さも全てイマイチになってしまいました。頑張って練習したのにこのような結果になってしまいすごく悔しい思いをしました。この悔しさをバネにもっとスピーキングを頑張ろうと思えました。

 

汉语正音选修课のテストは先生から送られた一度授業中に扱った単語や文章を再度録音し提出するといったものでした。曖昧な読み方のものは先生に聞くと音声を送ってくれるので、練習すればするほど良い結果が得られると思います。