Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2023年 1月号 国際学部 M.Y

① この留学を振り返って

留学前はオンライン留学で語学力が身につくのか心配でしたが、留学を終えて、現地に行ったとしても行かなかったとしても自分の努力次第で結果が付いてくるのかなと思いました。特に中国はオンライン留学に力を入れている国なので、学習のサポートがとても手厚かったです。先生たちとはチャット上での交流となるので気軽に質問ができ、つたない中国語でも理解しようと頑張ってくれましたし、インターネット接続の面でトラブルがあったときも柔軟に対応してくれました。

私の留学先のオンライン留学は基本的に午前中で授業が終わるので、午後の時間はアルバイト、就職活動、語学の勉強など様々なことに時間を当てることができました。特に私はもうすぐ4回生で就職活動が本格化するため、日本にいながら就職活動と並行して留学ができることは大きなメリットとなりました。

しかし、現地に行けないことで授業外の時間に中国語を使ったり聞いたりする機会が少なかったり、本場の中国文化に触れることができなかったりするのはデメリットだと感じました。さらに、インターネット接続が悪いと授業についていけなかったり、時間内に提出物が出せなかったりするのでオンライン留学ならではのデメリットは発生しました。

半年間の留学は本当にあっという間で、本当はまだまだ中国語を勉強したいという思いがありますが、これからは就職活動に力を入れていきたいと思います。そして就職活動が終わって時間があれば短期でもう一度留学に行き、今度は現地で留学生活を送ってみたいです。

② 留学経験をどのように活かすか

今回の留学経験から、留学前よりも大幅に中国語のスキルを上げられたと感じます。ですが、時間が経つとともに学んだことを忘れてきてしまうといけないので、継続的に中国語学習を続けていきます。現在は1ヵ月後のHSKに向けて学習している最中ですが、試験勉強が終わってもアルバイトの接客や、留学生たちとの中国語での交流を通してどんどん中国語を使っていきます。私は京都駅付近のホテルで接客のアルバイトを行っているのですが、「伝わらなかったらどうしよう」と中国語を話すことに自信がなかった留学前とは異なり、留学を終えたばかりの今は失敗を恐れず、スムーズに中国語を使ってお客様とお話をすることができています。京都という外国人観光客の多い場所に住んでいるため、身近にある「中国が使える」というチャンスを無駄にせず、中国語の向上につなげていきたいです。

しばらくは就職活動に時間を費やすことになると思いますが、落ち着いたら教材やノートなどを見返して留学先の大学で学んだことをもう一度振り返りたいと思います。留学先の授業では重要な単語や文法をたくさん学んだので、意味や使い方を理解するだけでなく、実際に中国語を話す中で使えるように、しっかりと頭に入れたいです。

また、就職先もグローバルに働ける会社がいいなと思っているので、社会に出てからも中国語のスキルを身に着けて、ゆくゆくはネイティブスピーカーになれるよう努力します。