① 授業選択について
2年ぶりの留学生受け入れが始まり、各国や個人によってビザ取得に要する時間が異なったため、同時期に留学生が集まってオリエンテーションが行われることはありませんでした。
そのため、授業選択について紹介したいと思います。
事前にクラス分けテストが実施され、その成績に基づいてクラスが決定されます。クラスは大まかに初級、中級、高級の3つに分かれており、さらにA、B、Cのレベルに細分されます。各クラスには約10人から15人程度の生徒が所属しています。私は留学前にHSK5級を取得しており、そのため中級Aクラスからスタートしました。
初級クラスでは、漢字とは無縁の国から来た生徒が多く在籍し、基礎的なピンインなどを学びます。一方、中国語を大学で学んできた生徒は、中級クラスから始めることが一般的で、HSK3級から4級のレベルが多いようです。高級クラスからスタートする生徒は少なく、HSK5級を取得し6級を目指す学生が多い印象です。
最初のクラスはテストの結果に基づいて決定されますが、1週間はクラスのお試し期間が設けられています。この期間中、異なるレベルの授業を受けることができ、自分に適したクラスを見極めることができます。したがって、テストだけでなく自身の希望に沿ったクラスを選択することが可能です。様々なクラスを経験した後、書類提出により最終的なクラスが決定されます。