Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2023年3月号 政策学研究科 F.K

① 授業選択について

2年ぶりの留学生受け入れが始まり、各国や個人によってビザ取得に要する時間が異なったため、同時期に留学生が集まってオリエンテーションが行われることはありませんでした。

そのため、授業選択について紹介したいと思います。

事前にクラス分けテストが実施され、その成績に基づいてクラスが決定されます。クラスは大まかに初級、中級、高級の3つに分かれており、さらにA、B、Cのレベルに細分されます。各クラスには約10人から15人程度の生徒が所属しています。私は留学前にHSK5級を取得しており、そのため中級Aクラスからスタートしました。

初級クラスでは、漢字とは無縁の国から来た生徒が多く在籍し、基礎的なピンインなどを学びます。一方、中国語を大学で学んできた生徒は、中級クラスから始めることが一般的で、HSK3級から4級のレベルが多いようです。高級クラスからスタートする生徒は少なく、HSK5級を取得し6級を目指す学生が多い印象です。

最初のクラスはテストの結果に基づいて決定されますが、1週間はクラスのお試し期間が設けられています。この期間中、異なるレベルの授業を受けることができ、自分に適したクラスを見極めることができます。したがって、テストだけでなく自身の希望に沿ったクラスを選択することが可能です。様々なクラスを経験した後、書類提出により最終的なクラスが決定されます。

②中国に到着してからの初日の流れ

これから留学される皆さまが安心して留学生活を迎えられるよう、本項目では中国に到着してからの初日の流れについて紹介したいと思います。(あくまで私の場合です)

日本から出発する前に、大連外国語大学の日本担当の職員からWeChatで連絡が来ます。その際に中国に到着する時間を伝え、学校側が車を空港まで手配してくださいます。空港から学校まで車で約40分ほどです。もし学校からの手配がない場合も紹介します。ご自身で学校まで向かわれる場合、交通手段としてタクシーと地下鉄があります。私のおすすめはタクシーです。中国ではタクシー費用が安価なため40分の距離でも、約1400円ほどで済みます。学校が郊外にあるため地下鉄ですと乗り換えが3回ほどあり、荷物が多い場合は不便だと思います。以上が空港から学校までの流れです。

次に学校に到着してからの流れについて紹介したいと思います。学校に到着後は入寮の手続きが行われ、そのまま部屋に案内されます。私の場合は6人部屋を選択したのでルームメイトと挨拶をして、その後ルームメイトが学校内を案内してくれました。到着1日目は携帯番号の開設を行いました。学校内に携帯ショップが3つもあるので、校内で手続きを行うことができます。値段も非常に安く数百円で利用できるため、現地での開設をおすすめします。私は中国联通で開設を行いました