Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2024年 5月号 国際学部E.M

こんにちは、中国も夏になりカラッとした酷暑に苦しめられています。

①授業紹介

授業は一日80分が2コマあります。わたしは初級Aクラスに所属しています。クラス分けテストの際振り分けられたクラスは自分の判断で変えることができますが私はそのまま所属することに決めました。

基礎 月・火・金の3回6コマあります。教科書の内容に沿って単語や文法を学びます。先生が授業中に単語や文法に補足する内容が多いため書き込んだりメモを取っていることが多いです。単語を使って例文を作って発言することが求められるので積極性が大切です。自分で考えて文を作って先生に修正してもらうのが一番頭に入る方法なので間違えることを恐れずに発言していった方が良いです。

口語 水・木の2回2コマあります。教科書は使いますが教科書文を声に出して読んだり、例文を発表します。毎回授業の最後に2,3人の小さなグループになって一つのテーマについて話し合ったりします。自分の国の習慣についてや大学について、旅行についてなど様々なテーマを話し合うので単語量が少ないと話せる内容も狭まることが分かりました。話す練習をするには最適な授業だと思います。

听力 口語と同じ曜日にあります。この授業では教科書の音声を聞いて、教科書の選択肢を選んだり解答をします。高校生のときやっていた英語のリスニングと同じです。ずっと音声を集中して聞いていなければいけないのでかなり集中力がいります。私はリスニングが苦手で耳が慣れていないので初めは全くできませんでしたが最近は慣れて聞き取りもかなりできるようになりました。

 

②大学の周り

大連外国語大学は市内から離れた旅順という場所にあります。大学の門の外には海鮮街があり、路上にも露店が並んでいます。中国は露店がたくさんあり、羊肉の串焼きが売っていることが多いです。ですがあまり衛生的ではないのでおなかの弱い人は食べることをお勧めしません。大連はサクランボと海鮮が有名なので暖かくなってくるとサクランボがいたるところで売られ始めます。大学の目の前にあるので小さい海鮮街ではありますが安くておいしいお店がたくさんあります。学内にいると食事するとき以外で会話することがなかったりするので学外でご飯を食べたり、買い物するのも中国語の練習になると思います。留学生が多い大学なので海鮮街の人も慣れていて聞いたら気さくに教えてくれます。海鮮はおいしいですが友人は海老を食べて食中毒になったので怖くて私はあまり食べないようにしています。中華料理は油を多く使うので日本から胃薬などを持っていくことをお勧めします。私は太田胃散を持っていきましたが重宝しています。車で少し行くと旅順口があります。山の方に行くと白玉山塔という日露戦争で使われた日本軍の跡地があります。山を登ったところにあるので塔の周りまで行くと旅順を一目で見渡すことができてとても美しい光景です。歴史に興味がある人は行ってみるのも楽しいかもしれません。

 

 旅順口にある白玉山塔です。