大連の夏は日本ほどまとわりつくような蒸し暑さはなく、日中でも日陰や夜になると涼しい風を感じることができます。
①日本から持ってきてよかったもの
私が日本から持ってきてよかったと思うのは日本の薬やサプリメント、本、筆記用具です。
よく海外に行く人が口をそろえて持っていくと言うインスタントの日本料理は持っていきませんでしたがあまり日本料理が恋しくなるということがありませんでした。ですが中華料理は油が多く、日本では使わない香辛料が入っているのでおなかの弱い私にはあまり合いませんでした。来たばかりのころは食べてはおなかを壊していたり風邪を引いたりしたので、飲みなれた薬や常備薬は用意していくとよいと思います。中国で病院にかかるのは日本と勝手が違うのでまずは体調を崩さないようにするのが優先です。
それから午前中で授業が終わってしまうので外へ友達と遊びに行くのも良いですが部屋でゆっくりするときに読めるような本があればよいと思います。スマホで動画を観たりするのも飽きてしまうので寮の人は絵を描いたり、ボールを買って遊んでいました。海外生活は無意識にもストレスがたまるので気晴らしの方法をたくさん知っておくのが大切です。
日本の筆記用具を使い慣れている人にとって中国のものは使いづらいと思います。ボールペンが滲んだり、紙がペンに引っかかったりするので地味にストレスです。書き物をたくさんする人はルーズリーフやペンの替え芯をたくさん持っていくとよいと思います。
②夏休みの過ごし方について
9月が学期はじまりの中国では6月が卒業シーズンです。留学生もほとんどの人は去年の9月から一年間の留学か2月から半年の留学なのでせっかく仲良くなった友達ともお別れすることになりました。テスト期間が6月の終わりごろから7月の初めまでの1週間あり、その後は卒業式や留学生の寮でパーティーもやっていました。ほとんどみんな帰国してしまうのでお別れパーティーの盛り上がりは過去最大でした。夏休みの間寮に残ることもできますが、毎日50元の滞在費がかかること、郊外にある大学から市内に行くのも学校のバスが無いためタクシーを使わなければいけないこと、夏休み中は校内のお店がほとんど閉まってしまい外食はお金がかかるので帰国することにしました。空港に降り立った瞬間から包み込むような熱気にうんざりしましたが7月は京都で久しぶりの自炊ができたこととルームメイトのことを気にせず遅くまで電気をつけたり動画を見られることが嬉しかったです。7月末には地元に帰り、家族と久しぶりに会うことができました。思っていたよりも4か月は短く、頻繁に電話していたこともあって余り久しぶりな気がしませんでした。中国語に触れない夏休み期間中どうやって4か月で成長した中国語力を維持するかが目下の悩みの種ではありますがとりあえずは夏休みを楽しもうと思いました。