Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2024年10月号 国際学部E.M

10月になり夜半の寒さが秋の訪れを知らせます。

①現地の学生・友人について

前学期よりも中国での生活にも慣れてきたことで気持ちに余裕ができてきたことで今学期はとても楽な気持ちで日々を過ごすことができています。今学期から新しい同級生がたくさん入ってきたので皆どうやって距離を詰めようか迷っている雰囲気があります。私のクラスはほとんどが女子なのでペアワークが多いのもあり、皆分け隔てなく仲の良い雰囲気です。

留学生の寮ではパーティーが開かれることがあります。今学期はパーティー好きなイタリア人がたくさん入ってきたので週末や連休前になると開催されています。このパーティーは留学生も中国人の学生も関係なく参加しているのでそこで友人は作りやすいです。皆お酒が入っていて気が緩むので知らない人にも話しかけやすく交流にはとても良いと思います。皆で飲み物を持ち寄って話したり、音楽をかけて踊っている人もいます。知り合いが知り合いを呼んでたくさんの人が来るので知らない人たちと関わるのが好きな人は良く参加しているイメージです。皆どのくらい中国語が話せるか分からないのでほとんど英語が飛び交っています。私もたまに参加しますが音楽がうるさすぎて会話が聞き取れないのであまり行きません。その代わり友達数人でご飯を食べたりお酒を飲むのは楽しいので週末の夜にご飯を食べに行ったりします。中国人の友人に中国のトランプゲームを教えてもらって遊びましたが意外と頭を使う難しいものもあって楽しかったです。

 

②民族文化祭について

今学期は新学期ということで新しいイベントがたくさんありました。その中の一つが少数民族の文化祭です。中国には56の少数民族がいます。その文化や民族衣装を外部の人に広く伝えるための文化祭が催されました。少数民族の大学生が民族衣装を着て、自分の民族の郷土料理や装飾品を配ります。スタンプラリーのようなものも開催されていて外部からもたくさんの人が来ていました。競技場を使ってそれぞれの民族ごとにテントがあり、みんながテントを見て回る形でした。どのテントの出し物も無料で配っていたので食べ物を配っているテントは特に大人気で人が大量に集まっていました。授業終わりに私は友人と見に行きましたが、少数民族の衣装が同じ大陸でも全く違うデザインで気候や風土によって南方や北方によって差があってどれも美しかったです。私の友達がその文化祭に参加していたので食べ物をもらったり民族舞踊を観ました。民族ごとの踊りを披露する舞台では音楽も踊りの動作もそれぞれ全く違っていてどれもとても美しかったです。少数民族の学生たちも民族によって顔立ちが違っていて、中国人より彫りの深い顔立ちの人や身長も特徴が違っていて興味深く、少数民族についてもっと知りたいと思いました。民族ごとの特徴や祭りを書いている立て看板があってそれを読むのが楽しかったです。最後に苗族のお土産をもらえたので思い出に残ってよかったなと思いました。