①現地の学生、友人について
私は中国での留学生活を通じて、何人かの現地学生(中国人)の友達と仲良くなることができました。その中でも、龍谷大学に留学していた2人の中国人の友達が特に印象深い存在です。この2人の友人は、私が大連に行くことが決まった際に先生の紹介で知り合い、それ以来仲良くしています。彼らは今学期に大連に戻ってきたため、私たちはよく一緒にご飯を食べに行っています。
中国人は、一度仲良くなると本当に親切にしてくれます。例えば、ある中国人の友達は、自分の誕生日に友達をご飯に招待し、その場での食事代を全て自分で払うという、日本ではあまり見られない文化を教えてくれました。このような違いを直接感じることができるのは、異文化交流ならではの醍醐味です。
さらに、中国人の友人たちは辛い食べ物やお酒にとても強く、その個性やユーモアにいつも驚かされています。
一方、漢学院では主に外国人の友人たちと交流しています。この学校は非常にグローバルな環境で、様々な国からの学生が集まっています。そのため、日本では感じられなかった国際的な雰囲気を肌で感じることができ、毎日の生活が新鮮で驚きに満ちています。外国人の友人たちと話をする中で、それぞれの文化や価値観の違いを知り、視野が広がる経験をしています。
中国での留学生活を通じて、多くの現地学生や外国人の友人と交流する中で、異文化理解の大切さを実感しています。
②中国で見つけた面白い習慣
中国での生活を通じて、日本ではあまり見られない面白い習慣に触れることができました。その中でも特に印象に残っているものを紹介します。
まず、中国人は真夏でも熱い飲み物を飲むことが一般的です。最初にこの習慣を知った時は、暑い日に熱いお茶を飲む姿がとても不思議に感じました。しかし、中国では「冷たい飲み物は体を冷やしすぎる」という考え方が根付いており、健康のために熱い飲み物を好む人が多いそうです。私自身、最初は慣れませんでしたが、最近は寒くなってきたこともあり、白湯をよく飲むようになりました。
また、中国の道端では食べ物を売る屋台が多く見られます。例えば、糖葫芦(タンサンフー)は砂糖をまとったフルーツを串に刺したお菓子で、甘酸っぱい味が特徴です。他にもワッフルや野菜、果物など、手軽に買える食品がたくさん並んでいます。これらの屋台では電子決済が主流で、現金を使う機会はほとんどありません。日本とは異なるこの利便性の高さに驚きました。
一方で、爆竹の文化も私にとって衝撃的なものでした。中国では祝いやイベントの際に爆竹を鳴らすことが一般的ですが、朝の6時や7時に大量の爆竹が鳴り響くことがあります。初めてこの音を聞いた時は、「何が起こったのか?」と驚き、慌てて目を覚ましたのを覚えています。しかし、何度も経験するうちに慣れ、「また始まったな」と思う程度になりました。この爆竹の音は、日本ではなかなか味わえない中国らしい風物詩だと感じています。
これらの習慣を通じて、中国の文化や生活の一面を知ることができ、とても興味深いと感じています。これからも、さらに面白い習慣を発見していきたいと思います。