Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2024年12月号国際学部E.M

本格的に冬となり、身を切るような寒さと強い風が続いていますが例年より暖かいらしく雪はあまり降りません。

今月は①カルチャーショックについて

中国と言えば人口が多く、国土も広い分変わった人や風習が見られます。その分自由な国とも言えますが日本では見られない行動も多々あります。例えば道端に唾を吐く。これは特に年配の男性に多く見られます。女性がしているのはあまり見かけませんが若い学生でも男性は沿ているように見受けられます。私の中国語の先生曰く最近では唾を吐くのもあまり受け入れられる行為ではなくなってきているとのことでした。また中国はタバコを吸う人がものすごく多いのでゴミ箱の上部に灰皿がついているのにも驚きました。男性のほとんどは吸っているし、大学内も禁煙ではないようなので歩きながら吸っている学生をよく見かけます。ゴミ箱に灰皿はついていますが吸い終わったら道端に捨ててしまう人が多いです。中国で禁煙のところは大きな施設やスーパー、百貨店くらいで個人経営のご飯屋さんやホテル内、室内でもタバコを吸っている人を見かけます。日本は喫煙できる場所が限られているので室内でタバコを吸う人を見ると未だにぎょっとしてしまいます。あとは大学内でも外でも変わった格好を沿ている人をよく見かけます。特に西安路のような大きな総合複合施設があるところはよくアニメのイベントが開催されているようでコスプレをしている女の子たちを見かけます。皆ものすごくクオリティが高くて背の高い人は特に衣装が似合っていて素敵だなと思います。大学内でもコスプレをしている人がいるのには驚きましたが誰も気にしていないようなので自由でいいなと羨ましくなりました。

②大連の冬について

大連は東北に位置し、日本で言うとだいたい新潟くらいの場所です。私は今まで東北のほうで生活をしたことがなかったので到着したときにその寒さに感動すら覚えました。私が大連に来たのは2月末ごろでしたが3月に差し掛かるときにも雪はまだまだ残っていて寒くて仕方ないので私はしばらくズボンを二枚履いて過ごしていたほどでした。今年の11月に入るとだんだんと寒くなってきましたが気温よりも風が強いせいで気温よりも寒く感じました。大連外国語大学は海辺が近いのもあって海風が冷たいですが部屋の中は暖かく快適です。東北には暖気という特有の暖房器具があり、壁に沿うように付いている管の中に温水が流れています。床暖房のシステムと同じで部屋の中は厚着をしなくとも過ごすことができます。今年の冬は少しだけ雪は降りましたが積もるほどは降りませんでした。中国人の友人によると去年は早い段階から雪が積もっていたので今年は暖かい方だと聞いて雪が積もるのを楽しみにしていた私はがっかりしました。もっと北のハルビンのほうに行けば雪で遊ぶことが出来そうですが寒いのは苦手なのでもしハルビンに行くなら万全の装備をしていかなければならないなと思いました。