Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2024年3月号 政策学部 K.T

①渡航、入国について

2024年3月より大連外国語大学、漢学院に通っています。今回は渡航、入国について感じたことをお話しします。現在中国では日本人に対してビザ無しでの渡航を制限しています。なので、中国に留学される方は必ずビザを取得する必要があります。ビザは大阪の心斎橋まで行き、必要な書類を提出し、スムーズに取得することができました。入国についてお話しします。私は中国に入国するのが初めてだったので本当に緊張していました。入国審査の際も中国の方は必ずと言って良いほど中国語で話しかけて来ます。私は全く中国語を喋ることができなかったので無理やりカタコト英語で対応しました。中国語ができない旨を伝えると英語で対応してくれると思います。また、入国の際に抜き打ちで、おそらくコロナの検査をされました。私はその抜き打ち検査に引っかかり、別室に連れて行かれました。最初、何をされるかわからないまま別室に連れて行かれ本当に怖かったですが、唾液を摂取される以外は特になにもされることはないので安心してください。結果的に無事入国することができました。入国後もビザ関係で行うべき手続きがあります。具体的には入国から1ヶ月間以内にビザの更新を行う必要があり、同じ時期に入学した留学生達と身体検査に行き、必要な手続きを行います。この辺りは留学する前から話があると思うので学校からの指示に従って行動すれば問題ないと思います。

 

②オリエンテーション・授業選択について

オリエンテーション・授業選択についてお話しします。大連外国語大学では初めにクラス分けテストがあります。そのテストの結果によって細かくレベルが分けられます。具体的に言うと、初級ABC 中級ABC高級ABです。入門クラスもありますが、日本人が入門クラスに入ることはないと思います。しかしクラス分けテストはあくまで自分が今どのくらいの立ち位置にいるかを示すテストであり、クラスがそれで確定するわけではありません。授業が始まり最初の1週間はどこのレベルの授業を受けても大丈夫です。自分に合ったレベルの授業を選択できます。私は初級A2クラスを受講することに決めました。クラスでは日本人が比較的多めです。日本人の他に、韓国人、ロシア人、ペルー人などがいます。初級クラスでは基礎の授業が多めです。その他に口语,听力のクラスが週に二回ずつあります。必修授業は午前中にあり、午後は選択授業を受講することができます。オリエンテーションについては、授業が始まりしばらく経ってから、入学式のような式典がありました。そこで、大学での過ごし方や注意点などを説明してもらいます。

個人的なアドバイスとしては中国語は本当にしっかり勉強してから渡航した方が良いと思います。私はあまり勉強していなかったので授業で先生が言っていること、食堂での注文などに苦労しました。1ヶ月が経ち徐々に先生が言っていることを聞き取れるようになってきた気がします。先生が言っていることが理解できるようになれば、授業も面白くなっていくと思うので、根気強く頑張ってみてください。