①授業紹介
今学期、私は大連外国語大学で中級A2クラスを受講することにしました。前学期は授業を選択する前にレベル判定のためのテストを受ける必要がありましたが、今学期はテストを経ずに直接授業を見学して判断できました。授業選びでは、自分のレベルに合っているか、日本人の割合、そして先生との相性などを考慮しました。その結果、このクラスが最も自分に合っていると感じ、選択しました。
このクラスでは、四つの主要な授業があります。それは、精读(総合中国語)、口语(会話)、听力(リスニング)、阅读(読解)です。まず、精读は最も授業数が多く、基礎を固めるためのメインの授業です。前学期の内容と似ており、中国語全般のスキル向上を目指すものです。特に文法や語彙の理解を深めることが重視されており、基礎をしっかりと復習しつつ応用力も鍛えています。
口语の授業では、中国語でのスピーキング能力を強化することが主な目的です。クラス内ではよくグループディスカッションが行われ、日常会話やテーマに基づいた会話を通じて、中国語で自然に話す練習ができます。自分にとってはとても貴重な機会です。
听力の授業では、リスニングのスキルアップに焦点が当てられています。授業では音声素材を聞き取り、内容を理解する力を養います。中国語の音の抑揚や話し方に慣れるため、集中力が求められますが、リスニング力を伸ばすための大切なトレーニングだと感じています。
最后に阅读の授業ですが、こちらは大量の中国語文章を読み解くことが求められる、非常に難易度の高い授業です。単語の意味を調べずに文章を読み、文脈から推測して理解する力を養うため、自分にとって大きなチャレンジとなっています。
さらに、午後には琴の授業とHSK6級の授業も受講しています。琴の授業は友人に誘われて始めたもので、楽しくリラックスしながら学べる内容です。一方、HSK6級の授業は非常に難しく、特に語彙や表現力の面で苦戦していますが、挑戦する価値があると思っています。今後も、これらの授業に真剣に取り組み、さらなる成長を目指していきたいです。
②国庆节とその過ごし方について
まず、国庆节(こっけいせつ)について簡単に説明します。国庆节は中国の建国記念日で、毎年10月1日に祝われます。この日は1949年に中華人民共和国が成立したことを記念する日で、中国全土で大規模な祝賀行事が行われます。国庆节は1週間の大型連休として、多くの中国人が旅行や家族との団らんの時間を楽しむ機会となっています。この時期、観光地は非常に混雑しますが、特別な行事や美しいデコレーションが施され、街中は活気に満ち溢れます。
さて、私はこの国庆节の連休を利用して、ハルビンへの旅行に行きました。ハルビンという場所は、みなさんご存知でしょうか?ハルビンは中国の東北部に位置し、黒竜江省の省都です。ロシアとの国境に近いため、ロシアの影響を強く受けた都市であり、「東方のモスクワ」とも呼ばれることがあります。特に冬の氷祭りが有名で、雪と氷の彫刻が街中を彩る光景は世界的に知られています。
私は、ハルビンへ行くために「高铁(ガオティエ)」と呼ばれる中国版の新幹線に乗りました。高铁は時速300キロほどのスピードで走り、ハルビンまで約4時間かかりました。速いにもかかわらず、中国の広さを実感しました。やはり中国は非常に広大で、移動するだけでも時間がかかります。
ハルビンに到着してから、いくつかの有名な観光地を訪れました。まず、**太阳岛**という大きな自然公園に行きました。この公園は美しい自然と静かな環境が広がり、リラックスした時間を過ごすことができました。次に、**中央大街**という通りに行きました。ここはロシア風の建物が並び、歴史的な雰囲気が感じられる美しい通りです。さらに、**索菲亚教堂**(ソフィア教会)も訪れました。この教会はロシア正教会の建築様式で建てられており、その壮麗な外観は非常に印象的でした。
どの場所も素晴らしく、写真を撮るのに絶好のスポットばかりでした。もし機会があれば、ぜひハルビンを訪れてみてください。