Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2025年1月号 国際学部E.M

新年快乐!今年は中国で新年を迎えました。中国では旧暦の新年である春節が最も重要な節目なので1月1日の一日だけがお休みでその前日までテストや授業が普段通りありました。12時になるとそこらじゅうで花火や爆竹の音がして日本とは違う年の越し方でした。

①この留学を振り返って

この一年間の中国での留学は私にとってとても意義のあるものとなりました。初めに中国に来たときは習慣も生活のシステムも今まで暮らしてきた環境と全く違う中で他言語を使って人と関わるということで必要以上に気を張っていたと思います。さらに食べ物や気候が合わないこともあり、海外で体調を崩すのは比べ物にならないくらい不安なことでした。生来の人見知りな性格も相まって人と積極的に関わることも苦手な私からすると中国の開放的な気性は合わないと思っていました。しかし人前で話す経験や海外の友人を作ったことで必要以上に緊張することが無くなりました。これは私にとってとても実りあるものだったと思います。留学期間中、生活習慣も文化も母語も違う人とともに生活し、授業を受け、交流することで私の中の他人への恐れがなくなったと思います。中国に来て最も苦労したことは中国の生活習慣に慣れることでした。その経験こそが日本と違う文化の中で生活することは私の中の常識の幅を広げてくれたと言えます。この留学のおかげで私の性格や考えのような中身の部分が大きく変わりました。それは私に自信をもたらしてくれるものばかりで、この留学は私にとって忘れられない素晴らしい経験になりました。

②留学経験をどのように活かすか

今年から私も大学四回生です。就職するつもりの私は仕事を探すことになりますが卒論や授業、ゼミなどの大学生活と就活を同時にすることになるので一年間忙しくなると思います。しかし留学のおかげで根気を学ぶことのできた私なのでやり遂げられるという自信を持つことができます。中国での留学は楽しく、離れがたい場所でした、そして中国語の学習にも大きな進歩をもたらしてくれました。大学から始めた中国語が中国から帰ってきた後にHSK5級に挑戦することができるくらい成長した自分の実力を過信せず、もっと上のレベルに挑戦したいと考えていまし、中国語だけでなく他の言語にも挑戦したいという気持ちが芽生えました。もし機会があるならば中国にもう一度行って生活することも楽しいのではないかなと思いました。一人暮らしとはまた違う外の世界に行くことで自分の中の世界が広がって行動範囲が広くなったように感じます、その感覚を今後の生活に生かしていきたいと思います。この留学が無駄にならないよう、楽しかっただけの時間と思い出にならないように一年間の経験を今後の生活に生かしていきたいと思います。留学経験を今後の就活だけでなく、これからの生活の中でも生かすことができれば私の留学は成功と言えるのではないだろうかと考えました。