◎オリエンテーションについて
私は3月1日に関西国際空港から渡航しました。金海空港までバディーが迎えに来てくれたので、初めての釜山でもスムーズに寮に到着することが出来ました。翌日に日本人の交換留学生だけで集まって、オリエンテーションが行われました。オリエンテーションでは、今後の学校行事の案内や学則、図書館の利用方法について説明を受けました。また、銀行口座の開設と外国人登録書の手続きについても説明があり、オリエンテーション後にバディーと校内にある銀行へ行きました。銀行での手続きは外国人には難しいので、日本語が話せるバディーたちに手伝ってもらえて本当に良かったです。外国人登録書の申請についても、同じ日にバディーと一緒に出入国管理局まで行き、手続きをしました。出入国管理局では銀行よりも手続きが込み入っていてバディーたちが奮闘してくれました。バディーは留学生の生活を助けてくれるので本当に心強い存在です。3月7日から本格的に学校が始まり、全部の生徒に向けて、もう一度学校のシステムについてのオリエンテーションが行われました。すべて韓国語で説明されていたので、後日日本人留学生が呼び出され、日本語が堪能な先生がもう一度同じ内容を日本語で説明して下さいました。そこで一時帰国についての説明もされ、一時帰国の際には管理局への手続きはいらないと教えてもらいました。慣れない学校生活で分からないことが多いなか、バディーや学校の先生方が留学生をフォローして下さるのでとても安心だと思います。
◎環境について
語学堂は4学期制で、1学期につき10週間、200時間の授業が行われます。今年から授業時間が少し改変されたようで、去年までは週4日だった授業日が、月~金曜日の週5日になりました。クラスは初級1・2、中級1・2、高級の5段階に分かれており、語学堂開始日に行われるレベルチェックテストによって自分の学力に合ったクラスに分けられます。レベルチェックテストは筆記試験と先生との面談です。初級クラスは午後から、中・高級クラスは午前から4時間ずつ授業があります。1クラスに15人前後で、中国やロシア、キルギスタンなど様々な国の人と一緒に勉強します。今まで出会ったことのない国の人の話を聞くと、新しい発見がたくさんあって本当に楽しいです。授業内容について、まず文法を学び、その文法を使ったスピーキング、リスニング、リーディングをして、最後にワークブックをする、という授業が3日周期で行われます。また、金曜日にはライティングの授業が2時間あり、毎週末ライティングの宿題が出ます。宿題はクラスが上がるにつれて増えていくようで、上のクラスの人たちは大変そうです。学校には食堂が学部ごとにあり、たくさんの学生が使用しています。また、コーヒーショップやコンビニなどがあり、とても便利です。語学堂の生徒も、休み時間にはコーヒーを買いに行ったり食堂で食事をとったりしています。食堂の食券が学生証にチャージしたお金で買えるので便利です。校内の施設がとても充実しているので、不便に感じることはないと思います。
◎自由テーマ(トウミ、バディーについて)
バディーは上でも触れたとおり、私たちの日常の生活面を助けてくれます。特に、韓国に到着したばかりのころは、必要な手続きや生活用品の買い物の付き添い、学校案内などをしてくれたので本当に助かりました。交換留学生全員に対して、5人のバディーがついてくれているという形です。みんな日本語が話せるので、気軽に日常の問題についての相談が出来ます。日本に関心のある人たちばかりなので、一緒に話していても情報交換が出来てとても楽しいです。食事会や遠足、MTなどいろいろ予定を立ててくれて、私たちと交流する場を設けてくれます。トウミは語学堂の学生ならだれでも申請出来る制度で、私たちの学力面でのサポートをしてくれる人のことです。留学生1人につき、韓国人学生が1人ずつ付いてくれます。申請時に男子か女子か選択することが出来ます。トウミは週に1,2度一緒に食事をしたり、休日にはショッピングや観光に付き合ってくれたりします。私も授業の後に会って学校の近くで一緒に食事したり、休日にテジョンデに海を見に行ったりしました。まだまだ、相手の話すことが聞き取れなかったり、自分の言いたい事が伝えられなかったり、難しいことがたくさんありますが、一緒に過ごしているととても楽しいです。韓国に来ても語学堂ではあまり韓国人の学生に出会う機会がないので、トウミと会って会話することが会話練習にもつながっていくと思います。バディーもトウミも私たち留学生を助けてくれる存在で、いい人たちばかりです。たくさん交流して、友達の輪を広げていけたらいいと思います。