★ 授業紹介(2)(受講している科目について)
私たち交換留学生はすべての学部の授業を受講することができ、大学院生の私は学部、大学院の授業すべてを受講することができます。私は現在東北アジア国際専門大学院に在籍しており、大学院の授業を2科目受講しています。また、学部の授業も受講しています。
大学院の授業は「地域研究方法論」と「国際機構事例研究」です。「地域研究方法論」は英語での講義ですが、学生がわからなければ教授は韓国語も使って講義をします。地域研究のために必要な国際的な知識、政治、経済の問題を取り入れるので非常に難しいです。テキストはすべて英語で、グループワークもあり準備にも時間がかかります。成績評価はレポートを提出するだけですがそれもすべて英語です。しかしその代り試験はありません。次に、「国際機構事例研究」は国際機構について勉強する科目ですがすべて韓国語で行われます。国際機構がどのような役割を果たすのかまたそれにかかわる国際情勢や国際関係についての基礎知識も勉強しなくてはいけません。ですが、自分の専門知識でもあるので興味深い講義です。
どちらの授業も夜間にあるので、昼間は学部の講義を受講しています。学部の講義は主に政治外交学部の授業を受講しています。学部の授業は大学院の授業と違って基礎的な講義なので難しくはありませんが、教授の字が省略しすぎて読めなかったり声が小さかったりスピードが速かったりするので慣れるのに時間がかかりそうです。
★ 治安、危険を感じたこと、トラブル等について
韓国でよく目にするのは宗教の勧誘です。主にキリスト教の勧誘が多いです。普通に大学付近を歩いていると、声を掛けられます。最初はよくわからなくて怖かったですが、最終的に「神様は~」とか言い出すのでまたかと思うようになりました。対処方法はまず絶対韓国語を話さないことです。日本語で話し続けると逃げていきます。これは、語学堂に通っていた時に先生に教えてもらいました。
韓国は比較的に治安がいいとされていますが、夜遅くに女性が一人でタクシーに乗るのは危険なようです。また、路地裏など女性が一人では通ると危ない場所はいくつかあるので絶対に一人では行動しないほうがいいでしょう。
★ 自由テーマ
東亜大学に来てから半年以上が経ってしまいました。こちらの後期は8月末から始まったので、後期が始まって1か月が経ちました。後期から語学堂の授業を取っていないので大学の授業だけですが週の2日は朝から夜まで授業がぶっ通しであるので少し疲れます。
語学堂の授業がなく自分が住んでいる寮のあるキャンパスではなくそこからバスで40分ぐらいかかるキャンパスで勉強するのはどこか心細いと思っていましたが、韓国人学生の友達も自然にできました。
9月の最後の週はこちらで学祭が行われました。こちらの学祭は日本と違って夕方から夜まで行われ、大学がお酒を支給し、私たち日本人学生も飲み屋台を出しました。私は授業があったのでお手伝いぐらいでしたが、お好み焼きとコロッケを売って日本人学生が浴衣を着たりして少し疲れましたが楽しかったです。日本の学祭と同じように歌手も来てすごい盛り上がり用で、最終日は午前3時に寮に帰ってきました。本当にお疲れ様でしたとみんなに言いたいです。
10月からは中間テストなどがあってバタバタしますが、プサン国際映画祭やプサン国際花火大会などイベントもたくさんあるので、もっともっと充実した日々を送りたいと思っています。