Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2012年6月号 国際文化学部 T.S

試験のこと

韓国語講座の試験は1学期間に前期と後期の2回に分けて行われます。授業で使う教科書もAとBに分かれており、前期と後期で使う教科書が変わります。試験は文法や語彙を問う問題やリーディング、ライティング、スピーキングなどがあり、それぞれを2日かけて行います。ライティング以外は選択問題で韓国語能力検定の出題形式とよく似ています。韓国語講座の試験を受けるのが初めての学生には先生が出題方法を事前に教えてくれるのでその形式に慣れておけば問題ありません。試験の難易度としては受ける級によってもちろん差はありますが、ちゃんと勉強していれば決してそこまで難しいものではないように思います。試験は前期と後期の2回に分けられてはいますが、一回に学ぶ量が多いので新しく文法を習ったり、新出単語が出てきたらその都度復習して見に付けていくことが大切だと思います。試験を受けた次の週には結果を知ることができ、先生から自分が不得意とする分野や様々なアドバイスを聞くこともできるのでこれからの学習に大変役立てられると思います。

余暇の過ごし方

週末は友達と外に出かけたり、宿題をしたりして過ごしています。地下鉄を利用すれば大きな繁華街や海にも行くことが出来るので、遊びに行くところはたくさんあると思います。特に今の時期は天気がいい日に海に行けば景色がとてもよく、週末はいつもたくさんの人で賑わっていて海水浴をしている人もたくさんいます。また海岸ではいろいろなイベントも開催されているので行ってみるだけでも面白いと思います。他にも高速バスに乗れば慶州や鎮海などに遠出することもできるので週末を利用して釜山以外の名所に行くのも楽しいです。
また毎週金曜日にはライティングの宿題が出されるので週末にはその宿題をします。他にもパワーポイントを使って発表をするという授業もあったので、その準備をしたりと2日ある休日のうち、1日は遊んで1日は課題をやったり勉強をしたりということが多いです。

自由テーマ

大学にあるグローバルゾーンと呼ばれるランゲージセンターについて紹介したいと思います。グローバルゾーンは留学生と現地の学生の交流の場になっており、様々な活動が出来ます。例えば留学生が韓国語会話の練習をしたい時、事前に申請すれば韓国人のスタッフを紹介してもらうことができます。申請する際に何をしたいか伝えておくので会話の練習以外にも、韓国語で書いた作文を添削してもらったり、宿題で分からないところがあったら質問したりと自分の希望に応じてスタッフの人が手伝ってくれます。また海外からの留学生もスタッフとして常駐しているので他の国の言語を学びに来る現地の学生もいるようです。
グローバルゾーンではこの他にも様々なサービスが利用可能です。例えば設置されているテレビでは4言語の番組が視聴可能でNHKの放送も見ることができます。また英語や日本語、中国語などの書籍や新聞、雑誌などもたくさんあり、インターネットを利用できる環境も整っているので様々な情報をそこで集めることが出来ます。TOEICなど各検定の参考書も用意されており、自習スペースもあるので勉強もできます。グローバルゾーンは朝から夕方ごろまで利用可能なので、時間がある時に行って現地の学生や他の国から来た留学生と交流する機会を持つのもすごくいい経験になると思います。