Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2012年7-8月号 国際文化学部 T.S

夏休みについて

韓国の大学では一般的に6月の中旬ごろから夏休みが始まります。ですが私は韓国語講座を受講していたので実際に夏休みが始まったのは8月の中旬ごろからでした。そして休みは3週間ほどでしたが、この休みを利用していろんな場所に出かけることができました。

今回の休暇を利用して私はソウルに行きました。ソウルまではKTXを利用して行ったので釜山から2時間半ほどで到着しました。ソウルには今までにも何度か行ったことがあり、また今回は友達に会うのが目的だったので有名な観光地や名所には行きませんでした。ソウルにいる間は友達の家に泊めてもらっていたのですが、初めて韓国の一般的な家庭で過ごすことが出来たのでとてもいい経験になりました。また、友達もその友達の家族も日本語が全くできないのでソウル滞在中は毎日、24時間韓国語にどっぷりつかることができ、釜山に帰る頃には友達が「短い期間だったけど、来た時より韓国語が上達したね」と言ってくれました。そして今回一番思い出に残っているのが、映画館で有名な俳優さんや女優さんを見たことです。公開されてからしばらくたっている映画だったのですが、上映時間になって急にサプライズで舞台挨拶が始まり、上演される映画に出演している俳優さんや女優さんが入ってきました。予告なしにこのようなことがあるのは珍しいことらしいので本当にラッキーでした。
また麗水で開催されていた万博にも行ってきました。麗水へは高速バスに乗って2時間半ほどで行くことが出来ました。話には聞いていましたが人が多くて大変混雑していました。また私が行った日はアジア各国から来たアーティストによるコンサートが開催される日だったので普段以上に混雑していたようです。ですので、各国のパビリオンに入るのにも長蛇の列が出来ていて、一日だけでは全部見ることが出来なかったことがとても残念でした。でも万博に行ったのは初めてでしたし、ひとつの場所でいろんな国の雰囲気を味わうことが出来て面白かったです。とてもいい思い出になりました。

釜山にいる間は寄宿舎を利用していました。8月の中旬ごろから9月までの間は基本的に寄宿舎を利用できませんが留学生は一日につき一万ウォンで部屋を借りることができます。しかし韓国人の学生は一人もいませんし、留学生もほとんどが自分の国に帰るので寄宿舎を利用する学生はあまりいません。ですので食堂や売店、自習室などのほとんどの施設が閉鎖されており、不便なことが多いのでこの時期に寄宿舎を利用するのはあまりお勧めできません。短い期間ですが、やはりせっかくの夏休みなので普段はなかなか行けないところに旅行に行ってみたりするのがいいと思います。荷物が多くて寄宿舎を出ることが出来ないという場合でも、段ボール2つまでなら倉庫に預けることができるので心配ないと思います。