Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2013年8月号 国際文化学部 A.H

・試験について

韓国語の語学堂での期末試験について書きたいと思います。試験は夏学期が終わる8月の2週目に二日間行われました。内容は、文法、聞き取り、筆記、スピーキング、読みとり(長文読解)の5科目で聞き取りとスピーキング以外は50分の試験時間です。試験といっても試験時間を秒単位で正確に測るわけでもなく堅苦しくはありません。スピーキング試験は先生との一対一で行われるものと、2人一組で会話をする2種類を行いました。話したものはすべて録音され試験後に先生方が何回も聞いて点数をつけるようです。

前期に受けた期末試験は授業の復習のような内容で難しくはなかったのですが、今学期の期末試験は出題される文法問題なども少し難しくもう少し自習が必要だったと実感しました。また出題方法ですが、韓国語能力試験(TOPIK)を参考にしているようで筆記の作文などはTOPIKで出題される字数や形式であるとのことでした。試験が終われば休み期間に入るということもあり試験の翌日にすぐに教えてもらえます。期末試験では時間がなく難しかったのですが、中間試験時には試験の不正解の箇所を見せてくれて丁寧に指導もしてもらえました。なお試験の結果が定められた平均点に届かない場合、次の学期にもう一度同じ内容を勉強することになります。

 

・釜山の繁華街について

普段学校がある日は学校周辺で過ごしますが、休み期間に入ったこともあり繁華街へ出かける機会も多くなります。そこで釜山の繁華街を少し紹介します。大きな繁華街として西面(ソミョン)と南浦洞(ナンポドン)などがあります。

まず西面ですが、西面には地下街があり洋服屋や化粧品店が入っていてどの店でも比較的低価格で商品が売られていて有名なショッピングスポットの一つです。地上に上がるとデューティーフリーも入っているロッテ百貨店や飲食店、商業ビル、日本でも展開しているファストブランドの店などが立ち並び地下街とは違った雰囲気です。デパートの裏通りに行くと、立ったまま軽食を食べることができる屋台も多く出店していて雑多というかアンバランスな印象を受けますがこの雑多な感じも韓国らしいと感じます。

南浦洞は市場や小さな洋服屋、化粧品店などが立ち並び若者や観光客が多いです。日本からの観光客が多いためか日本語で書かれた看板も多く目にします。夜の写真が南浦洞のメイン通りの様子です。休日に訪れ、メイン通りではない細い通りに入ると歩くのも難しいほど人でごった返しています。この細い通りにも屋台が立ち並んでいて人が窮屈そうに飲食する姿が見られます。

西面の地下街や南浦洞で買い物をすると、チェーン店は除いても個人経営の店ではどこも威勢のよい接客です。日本ではあまり考えられませんが、商品を買わないとあからさまに嫌な顔をされることなどもあります。しかし交渉すれば安くしてもらえることもあり、会話をしながら買い物ができるのはとても面白く韓国で買い物をする醍醐味だと感じています。