Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2013年3月号 文学部 N.S

・オリエンテーションについて

オリエンテーションは、語学堂、新入留学生対象のもの、寮の3度行われました。

まず、語学堂のオリエンテーションについて。語学堂の大まかな年間スケジュールと成績基準について韓国語で、

1時間ほどの簡単なものでした。

次に、語学堂の授業が始まって間もない時に、学部生も含めた新入留学生対象のオリエンテーションが行われました。

私が1年間とる韓国語の授業(語学堂)には、もちろん日本人だけではなく中国、台湾、ロシア、タイ、モンゴル、

シンガポール、インドネシアなど主にアジア地域の方がたくさんいます。生徒の半数以上が中国の方のため、

オリエンテーションは韓国語と中国語、そして一部英語と3か国語での説明で行われました。

事務所の先生の紹介や、サークル紹介、学校施設についての説明と、ちょっとしたビンゴ大会もありました。

事務所には、日本語、中国語、英語を話せる先生が常時いらっしゃるので、困った時はサポートして下さります。

そして、寮のオリエンテーションは、防災器具と寮規則について説明がありました。

盗難防止など管理上の理由で、郵便物は半年でひとり5つまでと制限があるのですが、その制度についてどう思うか、

などアンケートも実施されました。

次号、寮規則について詳しく紹介しますが、寮規則は禁止項目が多く、大変厳しいものです。

しかし、こうやってアンケートなどで寮生の声を聞いてくれる機会はあるようだったので、少し安心しました。

 

・演劇大会について

語学堂の授業やクラスに少し慣れた時期の3月末に演劇大会が行われました。

私のクラスは「ヘンゼルとグレーテル」を、他にも「織姫と彦星」、「シンデレラ」や韓国の昔話をするクラスや

演劇だけでなくK-POPダンスを発表するクラスもありました。もちろん全て韓国語での台詞です。

 

私は、グレーテル役を演じました。このような中心的な役についたのは初めてのことでしたし、

幼い少女役のため、オ-バーリアクションの演技に苦労もしましたがこれも留学したからこそできる、貴重な経験がでした。

準備は1週間程で、授業前後や土日の限られた時間の中、衣装や小道具も一から作り、みっちり演劇練習もしたので、

クラス仲も深まり、すごく濃い時間が過ごせました。

・寮について(部屋)

寮は、大学キャンパス内にあります。坂が険しいですが、毎日、寮と校舎間を走るバスを利用しているので、

通学に不便はありません。

部屋は、基本二人部屋です。机、ベット、クローゼット、ユニットバスが設備されていて、二人で住むには十分だと思います。

ルームメイトは、たいてい同じ国同士ですが、私はシンガポール人がルームメイトです。彼女は韓国語を話さないので、

普段の会話は英語でやりとりしています。言いたいことを伝えきれず、お互いもどかしいことも時々ありますが、

辞書を使ったりしてコミュニケーションをはかっています。こうして、寮生活内で毎日英語をつかう機会があるので、

英語の勉強にもなっています。他国の留学生と交流を持つなどして、韓国語だけでなく英語も勉強したい、と留学前から

考えていたのでこの思いがけない偶然に、驚きました。これも留学の楽しみのひとつなので、他国の人とルームメイトになれて、よかったです。