Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2014年2月号 国際文化学部 K.I

今月のマンスリーレポートは留学を終えた1年間の総まとめと、今後この経験をどう活かすかについて述べる。

まず筆者は、本来の予定派遣期間よりも少し早い1月末に帰国した。その理由としては1番初めに就職活動をしなければならないことと、金銭的な理由である。就職活動は今時期が1番重要であり、自分の進路を探すのに早すぎるということはないと考える。そして前々から先輩や友人に聞いていた、就職活動には本当に多額の資金が必要であるということだ。交通費だけでも馬鹿にならないため、その資金貯めのために早くアルバイトを始めなければならない。せっかくの留学なのだから最後までいればいいのにという多くの声を周囲から聞いたが、それは個人の価値観の違いであり、筆者は滞在期間が短くなる分、限られた時間の有効活動を1年間最大限に行ったと言える自信がある。

この1年間、筆者が所属してきたバスケットボール部においては、本当に最高の仲間と思い出を手に入れた。思い出してみれば、方言のためコミュニケーションさえままならなかった筆者が、帰国直前にバスケットボール部の仲間たちが行ってくれた送別会で、心から楽しいと思える様になっていた。勿論辛いことも多くあったが、この経験は一生忘れることはなく、永遠に筆者の宝であり誇りである。他にも学校行事に参加したり、留学生との交流、友人たちに感謝している。

全ての事を起こすのも、行動するのも、自分からという重要さをこの留学から学んだ。受身になっていても、周囲から何かしてもらえる程生易しいものではなく、まずやってみるその挑戦する姿勢を常に持つことで、人間的にも学業においても精進できるのではないかと筆者は思う。

今後これから釜山に派遣される学生に伝えたいことは、今学生であるというこの時に、ここ釜山で、自分にしかできないことをどうか見つけて欲しい。「まあいっか」で過ぎた時間は二度と戻らないし、後悔となる。失敗しても挑戦し続け、全力で1年間を楽しんで欲しい。

筆者は今後この経験を人と接する職種を中心に活かしたいと考えている。何故なら人と接することが好きで、留学で鍛えたコミュニケーション力を活かせると考えるためだ。又、韓国語も継続して学習し、龍谷大学に留学している韓国人の学生や韓国語を必要とする人の手助けとなりたいと考えている。