Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2014年11月号 国際文化学部 K.Y

・試験について

今回は韓国語能力試験(TOPIK)について書きます。

TOPIKは韓国政府が認定・実施する唯一の韓国語試験であり、世界70か国以上で実施されています。よって世界で韓国語の能力を証明できる資格だと言えます。1級から6級まで級があり、6級が最も高い級です。

韓国では1年間に5回(1、4、7、10、11月)実施されます。受験料は4万ウォン(約4000円)です。インターネットで申し込みが可能ですが、語学堂の事務室に頼めば代わりに申し込みしてもらえます。申し込みは早めにしなければ釜山内の近い会場は満員になり申請できず、遠い地方都市まで行って受験しなければならなくなるので出来るだけ申し込み開始日に申し込みすることをオススメします。

テスト前には語学堂でTOPIK試験対策講座が(受講したい人が最低人数集まれば)開講されます。週2回、夜に開講されます。語学堂の生徒ならば7万ウォン(約7000円)程度で受講できます。私は受講したことはないですが、受講した友達は試験対策指導やライティングの添削もしてもらえるのでとても良かったと言っていました。

日本よりも韓国での方が実施回数も多いですし、韓国に留学している間の韓国語学習の一つの目標として、そして自分の韓国語の実力チェックとして私はTOPIKをほぼ毎回受験しています。TOPIKの特徴はライティングがあることだと思います。ライティングの試験では600字~700字の作文がメインになるのですがいつも時間が足りなくて四苦八苦です。6級獲得を目指してこれからも頑張りたいと思います。

 

 

・慶州について

今月中旬に慶州(キョンジュ)という都市に行ってきました。慶州は古代に中心地だった場所で多くの歴史的遺跡があります。日本で言うと京都のような古都だと言えます。

慶州までは釜山のノポというところにある東部バスターミナルから高速バスまたは市外バスに乗って約1時間程度で行けます。バスの料金は片道4800ウォン(約500円)でした。慶州には地下鉄がないので基本的な移動手段は市内バスです。

今回は仏国寺(プルグクサ)と石窟庵(ソックラム)という場所に行きました。どちらもユネスコ世界文化遺産に指定されています。慶州バスターミナルからは遠く市内バスで約1時間程度かかりました。入場料はどちらも4000ウォン(約400円)でした。

仏国寺と石窟庵は新羅時代の仏教文化を現代に伝えるもので、歴史的建造物をたくさん見物することができました。私が一番興味を持ったのは石窟庵に行った時に見た瓦です。そこでは瓦に願い事を書いて、日本でいう絵馬のように使っていました。本物の瓦だったのでとても驚きました。瓦の中には日本語・英語・中国語で書かれたものもあり、その他にロシア語やベトナム語など色々な言語で書かれたものがありました。

今回は日帰りで行ったのであまり多くの名所をまわれませんでしたが、慶州はこの他にも多くの歴史的遺跡がある古都なのでまた機会を作って訪れてみたいと思いました。

(写真は仏国寺で撮ったものです。)