①試験について
11月4日、5日に語学堂の期末試験がありました。
形式は過去のものと同じです。教科書の内容からではなくTOPIK試験の問題が主にでます。そのため試験勉強では、教科書を端から端まで読みこむよりも、教科書で出てきた単語や文法等の要点だけを確実に覚え、後は自分が持っている知識で試験に臨むのが良いと思います。
問題は基本的に4択で、正解を選ぶ問題です。ただし쓰기(書き取り)の試験は選択問題ではありません。簡単な例を挙げると、ある文章中に나(私)/사과(りんご)/먹다(食べる)等のバラバラな単語が出てきます。その単語を前後の文章に合うように正しく繋げるといった問題です。また、長文を書く問題もあります。この場合もTOPIKの形式とほぼ同じです。高級1のテーマは、「一般医薬品をスーパーやコンビニで販売することについて賛成か反対か」といったようなものでした。700字から800字で答えます。
말하기(発話)の試験は、ある絵を見て物語を考えて話す問題や、最近印象に残っているニュースについてや、自分の性格、自分に合わない性格、合わない人と葛藤が生じた時の解決法などを話す問題でした。緊張せずに気楽に、間違ったり詰まったりすることを恐れないで、堂々と話すことが良い点を取れるポイントだと思います。
②終講式
語学堂は1年のうち、1学期・夏学期・2学期・冬学期の4つの学期があります。中級1から語学堂をスタートさせた私は2学期を最後に語学堂の授業を終えました。高級2のクラスが人数不足で次学期に開講されないためです。終講式は期末試験が終わった後に、先生や生徒が集まり、学期の所感を述べたり、模範生・成績優秀生への授賞式が行われたり、また成績表や終了証も配られます。終講式が終わった後は各クラスごとに写真を撮ったり、お世話になった先生たちと写真撮影しました。
私の派遣期間は来年2月までで、留学生活はまだ3か月ほど残っていますが、この語学堂の終了は大きな節目になったように思います。今までの私の韓国での生活にはいつも語学堂の授業がありました。平日は朝早く起きて9時からの授業に向かい、1時に授業が終わると昼食を食べるというのが、朝早くおきるのがどんなにつらくても、習慣のように感じつつありました。
語学堂に通ったことで得たものは韓国語能力だけではありません。私の語学堂の一番最初のクラスは、日本人が私しかいませんでした。最初は不安しかありませんでしたが、周りのクラスの友達は私に本当に親切に接してくれ、一方で私もこの環境の中で更に積極的になれたような気がします。
演劇祭、体育祭、インターナショナルデー、南浦洞ツアーなどのイベントもどれも楽しかったし、クラスでの会食や仲良くなった外国人の友達と遊びに出かけたりしたのも良い思い出です。授業中は韓国語しか聞こえない教室なのに、休み時間になると様々な言語が飛び交い、そのような環境の中で様々な国の人と様々な文化に触れ、留学しないと体験できない語学堂での経験は人生の財産の1つになったと思います。東亞大学の語学堂、最高です!
語学堂が終わってしまったことはとても寂しいですが、残りの留学生活も悔いなく楽しく過ごしたいと思います。