①環境について(大学施設/サービス、住居、街並み等)
東亞大学校には3つのキャンパスがあります。その中でも、現在私が住んでいる寮があり、韓国語講座も開設されていて、私の生活の拠点となっているのは乗鶴キャンパスです。
運動場や図書館、銀行、売店や食堂などの施設があります。各棟が山の斜面に沿う形で建っていて、坂や階段がとても多くヒールを履いては歩けません。正門前には108階段と呼ばれる大階段があるのですが、上り下りが大変です。寮であるハンリム生活館は山の頂上部分に位置し、授業が終わった後は同じキャンパス内でありながらバスを利用して帰っています。大学のキャンパス内から乗れば、寮の前までのバス代は無料です。写真は、寮の入り口と108階段から見た街並みです。
乗鶴キャンパスの周りは主に飲食店が建ち並んでいます。私は昼食は基本的に学校の食堂ではなく、キャンパスの外に出て食べています。その他にはダイソーやコンビニ、雑貨店、小さいですが服屋もあります。寮の食堂は前払い制で、決められた一学期分の食費を一括で払えば利用することができますが、効率的ではないので私は利用していません。
寮は廊下に熱冷水機があり、部屋にはハンガーや有線LANケーブルが前もって用意されています。洗濯機の数が少なく好きな時に洗濯できなかったり、部屋にwi-fiが届いていなかったり、冷暖房も個人で管理できないので、寮に対して不満も少なくありませんが、そのような環境の中でうまく生活できるよう工夫しながら毎日楽しく過ごしています。
②桜祭り(벚꽃축제)について
韓国でも3月末から4月にかけて、桜が満開になってとても綺麗です。写真は乗鶴キャンパス正門近くの桜です。韓国でも桜を楽しむ文化があるようで、この時期になると桜に関連した様々なイベントが行われ、多くの韓国人がお花見をしに出かけます。釜山の周りでは鎮海(진해)という所の桜がとても有名なので、この時期に韓国に行かれる方は是非足を運んでみて下さい。
今年乗鶴キャンパスでは、去る4月7日に「桜祭り(벚꽃축제)」というお祭りが開かれました。運動場で「ノウル(Noel)」という韓国で有名な音楽グループのコンサートが開かれ、東亞大学校のバンドやヒップホップ、ダンスサークルの発表会や各学科別の代表によるカラオケ大会などもありました。平日で授業後に夕方から行われたイベントですが、サークル別で模擬店もあり、模擬店ではラーメンやトッポギ、レモネードなどを売っていました。日本の大学の文化祭のような雰囲気で、とても賑やかで楽しかったです。
韓国ではコンサートなどでアーティストを応援する時、よく風船を利用します。桜祭りでも、学生会の人から手渡しで風船を受け取り、膨らまして、私も舞台に立つ学生やアーティストを応援しました。韓国の学生達は非常にノリがよく、見ている側も歌を歌ったり、踊ったりしてみんな一緒に盛り上がります。日本では4月から新学期なので、この時期にこのようなイベントが開かれるという事はなかなか無いと思います。非常に良い思い出になりました。