Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2015年9月号 国際文化学部 E.O

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

 

釜山に来て大きなトラブルに巻き込まれたことはありません。治安も日本とさほど変わらないように思います。

しかしやはり車に関連することで、危険を感じることは多くありました。横断歩道を渡っていて途中で赤信号になった場合、日本だと少ししてから車が動き出しますが、韓国では渡り終えるのは待ってもらえず歩道の信号が赤になった途端に動き出します。時々フライングをしている車もあるので、注意が必要です。また、止まっていると思った車が急にバックをしてきてひかれそうになったり、逆に急に止まってびっくりしたり、全体的に車の運転やマナーが雑です。

特にバスはすごいです。まず乗り込むと椅子にたどり着く前に必ずと言っていいほど出発します。そのせいでこけそうになりながら椅子に座ります。しかし椅子に座ったからといって安心はできません。すごいスピードで運転するので、椅子から落ちないように頑張って踏ん張らないとけがをする勢いです。私の友達はあまりの振動に、椅子から滑り落ちていました(笑)また次どこで停車するかはアナウンスだけで電光掲示板がないので、聞き逃すと目的地で下りれません。

また、私の友達が地下鉄でスリにあいました。鞄のチャックを閉めていなかったために財布をすられたようです。韓国でも日本と同様に、それ以上に気を抜かないで犯罪の標的にされないようにすることが大切です。

 

卒業論文について

 

私は現在4回生であるので、この留学中に卒業論文を提出することになります。卒業論文を作成するにあたって、まずは何を書くかテーマを決めなければなりません。本当は留学前にテーマを決めてくるのが一番ですが、結局何も決まらず留学がスタートしたので、留学中に興味を持ったものを書くことにしました。そして、9月から2学期が始まり、そこで取った授業から、卒業論文のテーマを決めました。授業があるので、そこで学べることと、その授業の教授に質問できること、何よりも教授の研究室に行けば参考文献を借りることができます。卒業論文を書くのに何に一番苦労するかというと、留学中であることから、参考文献を簡単に見つけることができない点です。韓国でも参考文献を探すことはできますが、日本からの視点を書いている本が少ないこと、韓国語で書かれているので理解が難しいことから、卒業論文に生かすことがたやすくありません。その点では、興味のある授業から卒業論文のテーマを決めると、利点がたくさんあります。

一番良いのは、前もってテーマを決め、必要な文献を日本から持って来たり、どういう風に作成するのかきちんと考えてくることですが、私のように留学しながら興味を持ったものについて書いてみることもよいかもしれません。