治安、危険を感じたこと、トラブルについて
釜山に来て半年が経ち、留学生活も折り返し地点に差し掛かりました。時の流れは本当に早いなと日々実感しています。
さて今回は留学生活を通して感じた韓国の治安やトラブル等に関して話していきます。
まず治安に関しては特に危険に感じたことはありません事故や犯罪に遭ったこともなく、治安において日本とあまり違いは無いように感じます。
トラブルについては、約半年の留学生活のなかで様々な問題に直面しました。そのなかのいくつかを紹介します。まず寮の引っ越しの際にトラブルが起こりました。龍谷大学の交換留学生の場合、一年の留学の間に寮を3度変わらなければいけません。引っ越しの度に荷物をまとめなおさなければならないのでとても不便です。さらにどの寮に移るのかは直前までわからず、寮の職員や国際交流課に問い合わせても引っ越しに関する明確な情報を得られません。なので引っ越しするごとにトラブルが発生し、留学生たちは苦労しています。
その他に、韓国語の授業を受けるキャンパスが変わるというトラブルもありました。私たちは2学期にスンハクキャンパスで授業を受けることになっていたのですが、語学堂が開講される直前にキャンパスがブミンキャンパスに突然変更されました。交換留学生たちは語学堂の授業に合わせてスンハクキャンパスで学部の授業を申請していたため、受講登録が終わってから語学堂のキャンパスが変更になり大きな問題となりました。
このように私は2つの問題に直面しました。このほかにも大小さまざまなトラブルに遭いましたが、これを通して韓国では重要な事柄が直前になって急に変更されることがしばしばあることを学びました。これからほかのトラブルに直面しても、柔軟に対応していこうと思います。
チュソク(秋夕)について
韓国には大きな名節のひとつであるチュソク(秋夕)があります。チュソクはは旧暦8月15日に当たる日で2016年は陽暦9月15日(木)が秋夕で、9月14日(水)から9月18日(日)までの5連休となりました。多くの韓国人は、秋夕になると親族と過ごすため親族が住んでいる地域を訪問します。
私はこの連休を楽しみにしていたのですが、実際に過ごしてみると不便なことばかりでした。まずチュソクの期間は多くの店が門を閉じています。大学付近では食堂やファーストフード店、カフェや化粧品やなどほとんどの店が閉まっていました。そのため食事をするのに苦労しました。また食堂が開いていないので寮の食堂や売店を利用しようとしましたが、残念なことにそこもチュソクのため閉まっていました。さらに飲食店だけではなく、スクールバスが運行していないことも不便に感じました。なので出かける際には歩くしか方法がありませんでした。
このように楽しみにしていたチュソクでしたが、少し苦い経験となってしまいました。もちろん南浦洞や西面といった繁華街へ行けばチュソク中も店が開いているのですが、帰省することのできない外国人にとっては不便なっことが多かったように感じます。
チュソクの際によく食べられる韓国の伝統のお菓子
今月行われた学際の様子