<授業紹介>
2学期には学部共通の重点教養科目を1科目、自由選択科目を1科目、私が在籍する国際観光学科の専攻科目を3科目、受講しています。授業は1科目につき75分授業が一週間に2度行われます。
・貿易学の理解(重点教養科目)
韓国内外の情勢を踏まえた上で、貿易学の基礎理論と接近方法、国際経営の基礎分野、貿易実務の基礎理論など貿易学全般を学習することで、貿易学の基礎知識を養います。
授業は教科書を中心に貿易学の理論を学ぶ講義形式です。
・航空会社経営論(専攻選択)
航空運送事業に対する全体的な機能と役割、航空運送サービスの理解、及び品質管理、航空環境マーケティングなどに対する概括的な流れを把握し、また、航空運送サービス市場を把握し、顧客が望むマーケティング戦略を立てる為の方向性を模索することを目的とした科目です。
・ニーハオ中国語(中級) (自由選択)
授業では日常的な場面を中心に、指定教材に沿って、スピーキングに重点を置いて進行します。中国語の発音、文法、フリートーキング及び中国文化を学ぶことが出来ます。
・観光マーケティング(専攻必須)
観光マーケティングの基本的な概念を学びつつ、観光産業現場の実際の事例を知ることで、観光産業の企業の成功的なマーケティング活動を理解する為の科目です。
・観光文化論(専攻選択)
観光客と地域住民の出会いが頻繁になるにつれ、経営、経済的側面だけではなく、観光文化という社会現象に注目する必要性が出てきていることを背景に、観光文化に関連する基礎概念を理解し、観光客、地域住民間の文化的影響を理論中心に学習します。
<韓国の祝日について>
韓国では2学期中に祝日が多くあります。中でも代表的な祝日は、旧正月と並んで韓国の二大名節と言えるチュソクです。今年のチュソク連休は9月22日から26日までの5つ日間でした。
チュソク連休の期間には、コンビニや一部のチェーン店を除いて全てお店を閉じてしまいます。特にチュソク当日(2018年は9月24日)は、大型百貨店やマートも閉店してしまうことが多いようでした。これは、韓国の名節には家族で過ごす時間を大切にするという慣習が深く根付いているためだと思われます。また、チュソク連休の最初、最後の日を除いては、スンハクキャンパスから最寄り駅まで通っているバスは運行していないようでした。
留学生は、チュソクの期間には、開いているお店が少なく、出かけるところや食べるものに悩んでしまうかもしれませんが、事前に保存できる食べものを買っておいたり、自由な時間を活用して勉強や趣味に取り組むと良いと思います。
また、チュソクの前週には、学園祭があります。屋台やフードトラック、芸能人が出演する舞台など、内容も充実しています。学園祭に附随してソクタングローバルハウスでは、留学生を対象に、韓服体験、ソンピョン(きな粉などの餡を中にいれたおもち)づくりなど、韓国のチュソクを体験するイベントも開かれました。
10月には祝日が2日あり、10月3日が開天節、9日がハングルの日です。開天節は檀君が朝鮮半島史の始まりである、檀君朝鮮を建国したことを記念した日であり、ハングルの日は、訓民正音の公布を記念した日です。
開天節、ハングルの日は三一節、制憲節、光復節とともに、韓国の国慶日(국경일)の5つの祝日に含まれます。