Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2018年11月号 文学部 R.S

試験について

大学の学部授業を後期は2つ受講していて、中間試験が10月の第4週目にありました。試験時間はそれぞれの科目ごとで異なりますが、基本的には制限時間60分が多いようです。

北朝鮮学
資料等の持ち込みなしの論述式問題で、全3問は試験前最終授業の際に発表されました。北朝鮮の政治体制や統治理念についての出題で、試験時間は1時間だったので、事前に答案を考えてくる必要がありました。

ニーハオ中国語(中級)
試験問題の約60~70%は教科書で学習した内容から出題され、それ以外は応用問題で短い中国語の記事の一文から内容を読み解くものでした。問題説明文は韓国語でした。

午前中には語学堂の高級クラスの授業も受講していましたが、中間試験・期末試験があり、その他に授業内でプレゼンテーション発表が2回ありました。試験問題については中級クラスと同じようにTOPIKに似た形式でリスニングや語彙、記述問題など項目ごとにあります。中級クラスと異なる点はプレゼンテーション発表で、回数が2回に増え、さらに韓国在住の外国人に直接アンケート調査をして、その結果をまとめて発表するものでした。


農村文化体験

11月17~18日の週末を利用して、東亞大学の留学生農村文化プログラムに参加してきました。釜山からバスで3時間ほど離れたところの南海にバリ村といって、海があり農村地帯もある山間部があり、そこで特産物である柚子の石鹸を手作りしたり、トピアリーと呼ばれる植物をいろいろな動物の形に切り整えた作品の観覧、潮干狩り体験などをしました。引率には国際交流課職員とデイリー学生(現地支援学生)が来て、レクリエーションの時間には外国からの留学生でも楽しめるような簡単な韓国語のゲームやクイズ、韓国の伝統的な遊びであるチェギチャギやメンコ遊びの道具を手作りして遊びました。

私の場合、一泊する部屋は4人部屋でベトナム、中国、台湾から来た留学生でした。
今回の参加者は東亞大学の正規留学生と交換留学生、およそ30人で、ドイツやカナダ、シンガポールからの留学生もいて初めて会う学生も多かったです。中には、語学留学でなく数学などの研究留学で来ている学生は韓国語ではなく、英語で会話をする方が通じる場合も多く、自分の英語能力の低さを痛感しました。それでも海外で生活する留学生同士、意思疎通を積極的にとろうという姿に海外交流の面白さに改めて気づかされ、良い思い出になったと思います。