Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2023年10月号 農学部S.S

現地の学生・友人について

海外留学をする上で大きな不安の1つが現地で友達ができるのかという問題だと思います。やはり勉強以外で友達と色々な場所に遊びに行くのも留学の醍醐味ですし、何か困ったときに頼れる現地の友達がいると心強いですよね。私自身も初めはとても心細かったですが、留学生活を続ける中で自然に友達ができたのでそこまで心配する必要はなかったなと思います!

具体的にどのようにして友達ができたかというと、まず東亜大学でできた友達のほとんどはサークルで知り合いました。サークルの活動を続ける中で気が合う学生や、中には日本に関心があり私にも興味を持ってくれ親しくなった友達もいます。特に前期は日本語サークルに所属していたため、日本文化に理解がある友人がたくさんできましたが、現在はグローバルビジネス学科のサークルに所属していて、ここでは関心を持っている分野が似通っていたり共通の目標がある友人ができました。どんなサークルに入るかでできる友達は変わってくるので、それも楽しみの1つだなと思います。

また、私は東亜大学に留学する以前からの友人もいたため、現在も釜山にいる友人とは頻繁に遊んでいます。そして、その友人が新しく違う友達を紹介してくれるおかげで、一緒にご飯に行ったりグランピングに行ったりして交友関係がどんどん広がってきました。

日本ではあまりない文化ですが、韓国の方は友達に友達を紹介することがとても大好きなので、その分友人も作りやすい国だと思います!

 

韓国の友達の特徴

韓国に来てから現地の友達と交流を深める中で、やはり日本人とは異なると感じた点がいくつかあるのでご紹介したいと思います。

まず韓国の方はみんなで集まることが大好きで、飲み会などのイベントが非常に多いです。韓国ではみんなで一緒にご飯を食べる文化があるようで、それほど仲が良くない間柄でもみんな一緒にご飯に行きます。また、お酒が強い人が多いので食事に行くと3次会までお酒を飲み続けることも少なくありません。なので初対面で必ず、お酒は焼酎何本飲めるの?と聞かれます(笑)強要されたりはしないので適量を摂取するように気をつけています。

また、韓国の友達はみんなとても正直です。日本では本音と建前があるように、オブラートに包んだ言い方をすることが多いですが韓国では逆になんでも正直にはっきりと言うことが多く、傷ついてしまうことも少なくありません。ただ、慣れてくると相手の気持ちをわざわざ深読みをする必要がなくなるので楽だなと感じます!

そして上下関係もはっきりしていて、1歳でも異なるとお姉さん・お兄さんと呼び必ず敬語を使います。どれだけ仲が良くなってもずっと敬語で話しているので日本とはかなり違うなと感じます。かなり歳の差がある教授に対してはみんなとても礼儀正しく、食事会で教授がいる前では他の会話をしない、携帯を触らないなど緊張感を持って接していました。また本人がいない時、友達同士でも目上の人の話をする際には尊敬語を使うので私自身も気をつけるようにしています!

これ以外にもたくさん違いを感じる点は多いのですが、それを見つけるのも楽しみの1つかなと思うので残りの留学生活でももっと発見できたらなと思います^^