授業紹介

私が東亜大学の後期に受講していた授業はすべて合わせて４つでした。韓国のほとんどの大学では１つの講義が週２で行われるため受講する科目数は１学期あたり大体４〜６が平均的です。そのため受講数が多いわけではありませんでしたが２科目しか受講していなかった前期に比べ充実した学生生活を過ごせました。

アジア市場研究・ヨーロッパ市場研究・貿易学の理解・TOEIC基礎

上記の４つの講義を主に受講していたのですが、個人的に最も面白いなと感じたのは貿易学の講義でした。この講義では韓国と国外間での貿易をする際に必要な取引や仕組み、信用証の発行等今まで習ったことのない分野の授業で、貿易が盛んな日本との取引の話もよく出てくるため非常に勉強になりました。

また、アジア・ヨーロッパ市場研究の講義は２つとも同じ教授のものだったのですが、今年定年退職をするということで講義内容とは全く関係のない雑談が非常に多く、そのほとんどが日本の歴史や植民地時代の良くない話だったため出席することがかなり億劫になってしまいました。初めはどうして間違った知識を堂々と日本人の留学生を認識しながら話せるのかとても不思議でしたが、韓国の年配の方の１部ではこういったふうに日本を考えているのかという新たな発見に繋がりある意味貴重な経験でした。

TOEICの講義は市販の教材を使って既出単語や文法などを学び実践問題を解いていく形式で行われました。基礎の講義でしたが教授がずっと９００点以上とりましょうといっていたのでびっくりしました。ですが日本の教材に比べ出やすい部分が簡潔にまとめられており自分自身でも実力かなり伸びたように感じました！

韓国の年末

日本ではイルミネーションやクリスマス、お正月に向けて煌びやかになり年末ですが、韓国でも年末はお祭りムードです。日本とは異なるのが、お正月がないためクリスマスを過ぎてもずっとクリスマスツリーのイルミネーションが街中にあり続けます。みんなが大好きなクリスマスムードがずっと続くのは私はとても嬉しかったです。カフェの多い韓国ですが、ほとんどのカフェがクリスマス仕様に可愛くなり、サンタクロースが大量に出現します。クリスマス限定のカフェメニューがあるなどワクワク感をたくさん感じることができました。また日本ではカップルが増加するクリスマスですがこれについては韓国でも同様でした。街中のどこを歩いていてもカップルしか見えません。日本よりも堂々とスキンシップを行う文化があるため、ラブラブなカップルをたくさん目にすることができました。釜山で約１年間過ごしていましたが年末が最も寒かったように感じます。最も寒い日で-8度だったのですが、これに慣れると日本は暑く感じるのでは？と思うほど寒かったです。12月22日に授業が終了し年末は友達とたくさん遊ぶことができたのですが、シンガポールから来たルームメイトとのお別れはとても悲しかったです。また日本人の留学生ともお別れし、釜山で出会うことのできた貴重な友達の存在を改めて感じることになりました。また日本や他の国で必ず会いたい！と思います！！