Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2023年5月号 農学部 S.S

授業紹介

東亜大学・グローバルビジネス学科では、国際・語学関連の講義から経済学等のビジネスに関連した講義を受講する事ができます。私が今学期受講しているのは”食べ物と文化”と”国際eビジネス”という2つの講義です。ちなみに、交換留学生は4年生扱いになっているため、基本的に配当学年は関係なく受講できます。また、ほとんどの講義が週2回制で講義時間は約90分です。

 

”食べ物と文化”という講義ではベトナムやインド、タイなどの東南アジアからヨーロッパの食文化、歴史について学びます。韓国や日本の食文化についても触れられ、私も知らなかった新たな発見があり面白いなと感じています。また、講義中にグループ活動を行い、決められたテーマについて各自調べ即興で発表することもあります。私は同じく留学生のベトナム人と一緒のグループで活動しているのですが、やはり韓国人学生と比べると内容をまとめるのに時間がかなりかかってしまうため、みんなで役割分担し工夫しながら進めていかなくてはなりません。発表するのは日本の大学で発表するよりも断然緊張するのですが、終わったあと拍手をもらえると、とても達成感があり、上手くいかなかったところは反省し次に生かすように努力しています。

 

”国際eビジネス”の講義では、講義の前半にパワーポイントを用いてビジネスの知識やその概念などについて説明され、後半には具体的な事例をもとにどのようなマーケティングが効果的なのか、学生みんなで一緒に考えます。いい回答ができた学生は名前を聞かれ得点を得る事ができるのですが、私はまだ答えられた事がありません。。。また、自分で企業を選定し4Pや3C、SWOT分析を行い提出すると言った課題も出され、実際に自分で考えることを重視している講義といえます。

 

外国人登録証と携帯電話

 

韓国で生活する上で何をするにも必要になってくるのが、外国人登録証です。入国してから数日後にはこの登録証を申請したのですが、通常1ヶ月ほどで発行されるところ、なんと3ヶ月経過したつい先日ようやく受け取りました。原因は登録証を発行する部署の人員が急に減少したことらしいのですが、これほどの遅れは生活にかなりの支障をきたしました。

 

日本では出前を頼んだり、Amazonで何かを注文したりする際特に何も必要ありませんが、実は韓国では数年前から本人認証が義務化され、何をするにしても本人認証を行わなくてはなりません。本人認証ができないと出前は頼めないし、必要なものがあっても通販で頼めないので知り合いに頼んで購入してもらわなくてはいけません。しかし本人認証するためには携帯番号を入力し携帯会社に登録されている自分の個人情報を確認してもらわなくてはいけないのですが、外国人登録証がないと、そもそも携帯電話を契約できないので本人認証の使用がありません。

実際に、私を含むほとんどの留学生が1ヶ月ごとにチャージして使用する旅行用のSIMを使っているのですが、これでは本人認証ができないのです・・・。

そんなこんなで登録証を受け取ったので、早速携帯電話の契約に向かいました。私が契約したのは알뚤폰(アルトゥルポン)と呼ばれるもので、解約金や契約金がかからない日本でいう激安SIMを購入しました。月額は15GBで27000ウォン、日本円で3000円以下なのでかなりお得です!もちろんこれで本人認証も可能なのでこれからの生活はできることも増えていきそうです!