授業紹介
①語学堂
1日4時間(50分授業+10分休憩)×週5日を約2か月間
今年は、韓国語レベル分けテストが実施されず、自分のレベルに合うと思うクラスを事前にカカオトークのグループで申請する形式でした。私は、中級1レベル(TOPIK3級くらい)を履修しましたが、授業開始1週間以内であれば、いつでもレベルおよびクラスの変更を申請することができます。なので、レベルが合わなかったらどうしようという心配はありませんでした。授業は教科書を使って全て、韓国語で進行され、文法・対話・聞き取り・読解・ワークブック(筆記)の種類に分けて授業が行われました。韓国語での説明のため、理解できない時はインターネットを使ったりしましたが、ほとんど理解することができ、韓国語を使う機会が必然的に増える部分が良い点だと思いました。また、中間・期末テストがあるのですが、TOPIK形式で行われるため、試験対策にもつながります。クラスの仲間は、私以外全てベトナム人で大変な時もありましたが、ここでしかできない体験をすることができ、とてもよかったと思っています。2か月間の授業が終わる頃に、来学期の通学の有無を確認されます。ある程度の韓国語力がある場合や、東亜大学の授業に集中したい場合など必ず通わなければならないものではないので、自分で選択をすればいいと思います!
ここからは、東亜大学の学部授業を紹介します。
②문화유산으로보는우리부산(文化遺産から見る我が釜山)
教授:오임속 授業時間:毎週水・金10:30~12:00 場所:スンハクキャンパスS01館
授業内容:
釜山にある遺跡を通して、歴史や近代化過程を理解する歴史的洞察力を育てる目的で行われ、釜山の地域史を知ることができる授業です。‘임진왜란’(文禄・慶長の役) ‘일제강점기’(日帝強占期)など日本と関連のあるワードがたくさん出てくるので、釜山にある遺産を知ると同時に、日本との歴史を学ぶことができます。また、教授が釜山出身の方で、方言がきつく話の内容を理解できない部分が多いですが、PPT(スライド)があるため、遺産についての内容が理解でき、テスト対策にも活用できます。テストは記述式ですが、PPT(スライド)の内容なのできちんと勉強すれば点数を取ることができます。さらに、教授もとても親切な方なので分からなかった部分も質問しやすく、落ち着いて授業を受けることができます。また、釜山の遺跡についての発表がありました。自ら釜山にある遺産を調査し、それについてスライドを利用しながら韓国語で発表します。初めての韓国語での発表は難しく、緊張もしましたが、韓国人の友達やルームメイトなどたくさんのサポートのおかげで、無事発表を終えることができました。釜山の遺跡を通して、日本との歴史認識の差を改めて実感したと同時に、韓国語を使った発表ができたという自信をつけることができました。
③한국어발표와작문Ⅰ(韓国語発表と作文Ⅰ)※留学生向け授業
教授:공태수 授業時間:毎週月・木19:15~20:30 場所:プミンキャンパス
授業内容:
大学生活を含め、韓国語を使う様々な場面で自分の意見を的確に表現するための方法を学ぶことができる授業です。例えば、韓国語でレポートを書くときにしなければならないルールや分かりやすくまとめるための方法などを教授がPPT(スライド)を使って説明してくれます。全て韓国語で行われるだけでなく、夜遅くの授業のため集中できるのか心配でしたが、とても分かりやすく、おもしろい先生なので、内容が頭に入りやすく、履修してよかったと思える授業です。筆記の課題が2回あり、1回目は「釜山と故郷の共通点と相違点について」、2回目は、「安楽死について」でした。日本の大学で韓国語のレポートを書いたことがなかったので不安でしたが、この授業や語学堂での学習を通して自分の力を最大限に活用でき、提出後に教授が添削をしてくれるので、韓国語の能力を高めることができます。発表は、数名の生徒が行い、私は質疑応答をする聴衆側でしたが、会社などで利用する韓国語(硬い表現)を学ぶことができました。
現在は、期末試験前でそれに当たる情報は、載せることができていませんが最後までやり切りたいと思います!
동아리(サークル)の紹介
・하네 일본어 동아리(ハネ日本語サークル)
現地の日本語を勉強している韓国人学生と日本人留学生で構成されているサークルです。活動は週2回で、日本語会話班と韓国語会話班があります。日本語会話班では、日本語で韓国人学生と会話しますが、同時に自分の話し方について気づくことができ、私も日本語の勉強をすることができました。また韓国語会話班では、韓国語で会話をします。前回は、バランスゲームというものをやりましたが、日本では「究極の選択ゲーム(?)」と呼ばれているもので、ある質問2つを並べてどちらが自分に合っているかを答えるというゲームをしました。例えば、外見はタイプだけど中身が最悪な人VS中身はタイプだけど外見が最悪のようなものです。韓国語で友達の話を聞いたり、自分の意見を言ったりするので難易度は高めでしたが、とても意義のある時間を過ごすことができます。韓国人学生との交流で、お互いの国について共有することができるサークルです。
・레볼루션 태권도 동아리(レボリューションテコンドーサークル)
スンハクキャンパスで毎週月・火・水の21時から23時まで活動しているテコンドーサークルです。韓国の伝統的なスポーツでやってみたいと思っていたものだったので、参加してみました。月曜日は授業の関係で参加していませんが、火曜日は품세(プムセ)という型を練習する日で、水曜日は겨루기(キョルギ)という実際に1対1のゲームを行う日に分けられています。韓国人学生が親切に教えてくれるので、やったことがなかった私でも、基礎はできるようになりました(笑)。韓国人の学生と一緒に練習することで友達を作ることができ、かつ韓国の文化を知ることもできます。東亜大学は、テコンドー学科もあるくらいテコンドーが有名なので、見るだけでも十分良い経験ができると思います。
당신의 봄축제(春の文化祭)
5月2日と3日の2日間にわたって、スンハクキャンパスで春の文化祭が開催されました。体育館前の広場を中心に行われましたが、焼き鳥やエビチリ、ワッフル&アイスクリームのパフェなど様々なキッチンカーが集まっていて、とてもにぎやかで美味しいものがたくさんありました。他にも学生が出店しているコーナーがあり、ゲームや恋愛マッチングできるお店など、とてもおもしろかったです!さらに、今年の文化祭は新型コロナウイルスの落ち着きもあってか盛大に行われたらしく、音楽フェスティバルにはヒョナ、10cm、プル・キム、イ・ハイというとても有名な方が来てくださいました。すごい盛り上がりで、好きなアーティストを近くで見ることができたのでとても嬉しかったし、貴重な体験をすることができました。秋にまた、文化祭が開催される予定ですが、韓国の学祭の大きさに改めて驚きました。次回は、どんなアーティストを見られるのか、とても楽しみです‼