東国大学校
2017年9月号 政策学部 S.N
①余暇の過ごし方
9月の韓国にはチュソクと言う長期休みがあり、10/1〜10/10は祝日で大学も語学堂も10日間休みになります。その為外国人留学生は祖国へ帰る人が多く、私の友達も多くが祖国へ帰るようです。
また、長期休み以外の休日の過ごし方は日本にいる時と対して変わりません。ある日は1日中家で過ごし、ある日は外に出かけ、またある日は旅行をしました。
人気のご飯屋さんやカフェへ行く事もあれば、アミューズメントパークへ行き休日を過ごす事もありますが、ソウルは朝鮮時代の建築物が多く残る場所でもあるので実際に訪ねてどのような歴史があるのか理解する事もあります。
また、私は韓国の芸能分野に興味がありませんが、韓流に興味がある友達はコンサートや番組観覧に足を運んでいます。参加方法を聞くと韓国語でズラーっと書かれたサイトからいくつもの難関を解読してチケットを当てるみたいで、根気のいる作業に思いました。このような話を聞くうちに芸能分野へ関心を持てば韓国語の実力が伸びる手助けになるような気がして、最近では動画サイトでアイドルの動画を見て時間を潰す日もあります。
そして旅行は済州島、釜山、中国に行きました。現地で出来たたくさん友達のおかげでよりも現地の情報を知れて充実した旅行をする事が出来たと思います。
②清渓川(광장市場)
授業の中で清渓川についてとその川沿いの街を調べたのでマンスリーレポートでもこの2つについて書こうと思います。
まず、清渓川とは朝鮮時代も存在していた古い川です。当時から大雨が降ると決壊することがり問題のある川でしたが人口増加に伴い汚染問題が深刻になりました。
その為1978年には蓋で覆い、高速道路を作りましたが通過交通多量による環境汚染と都市開発の遅れでソウルの他の地域との不均衡という新たな問題を生じさせました。
1.都市環境悪化の改善
2.周辺地域開発遅れの改善
3.歴史・文化的に貴重な川の復元
4.高架道路の劣化
これらの改善策として2005年に清渓川は再建築され、現在に至ります。
高架道路を無くすことに関しては渋滞が懸念されましたが、ソウル市の政策と公共交通中心の都市交通に変化したこで市民への負担はなくなりました。
これらのことから実際は4つの項目が改善されただけでなく、想像以上に多くの外部効果を生んでいるといえます。
実際に清渓川にいる方へお話を聞いたところ、初めは復元に反対だった方も予想以上に良い効果が現れたことで今では復元して良かったと仰っており、今回お話をした皆さんが復元したことを喜んでいました。
私は龍谷大学で政策学部に所属しており、地域再生やまちづくりに興味があったので韓国での地域再生政策を直接勉強出来ていい機会になりました。
←韓国の友達がくれたチュソクの時に食べる餅
←清渓川と近くの市場で働く人