Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2017年8月号 政策学部 S.N

①試験について

試験は大学講義の試験と語学堂の試験と2種類あります。
大学講義の試験はもちろん授業によって内容が変わりますが、日本と同じように記述もあれば穴埋め式もあります。
日本と違うと思ったのはパワーポイントにまとめたレポートを発表すると成績に加点される授業が多い事です。
その為か発表することに慣れている人が多く、1時間という長い時間の発表をこなす力、話し方、発表内容、パワーポイントを使いこなす技術など、同じ大学生と思えないほど優れている人が多いのが強く印象に残っています。
語学堂の試験は筆記、スピーキング、読み、聞き取りの4つに分かれています。
読みや聞き取りは比較的解きやすいですがスピーキングは苦戦する人が1番多いように思います。
スピーキングのテストは2種類あり、1人で先生に話をするものと学生2人が教室に入り会話をするものです。
後者については出されたお題について自分の立場などを話すのですがその際に授業で習った文法を使わなければなりません。どんな文法を習ったのか思い出しながら話に沿うようにスピーキングするのは他のテストとは違う意味で難しいことでした。
それに相手が何と言っているのかを理解する力も必要なのですがお互いまだ未熟な韓国語なので相手の言葉を理解するのも難しかったです。
②携帯電話紛失の件
元々日本にいた時から携帯電話を電車やご飯屋さんに忘れることが多かった私にとって、留学で1番気を付けていたことが携帯電話紛失でした。ですが、留学に慣れた今月ついに恐れていたことが起こってしまいました。
インターネットで調べた所韓国での紛失はやはり戻ってくる可能性が低い事はもちろん悪用される場合があるようで、携帯会社に行き携帯を使えなくする対策や番号を移し替える手続きをするようアドバイスが書かれていました。
なのでややこしい手続きを覚悟していたのですが、駄目元で紛失した携帯電話に電話をしてみると男性が出て「〇〇停留所にあるから取りにおいで」と教えてくれました。
どうやらバスの中で忘れてしまった携帯電話を親切な方が運転手さんに届けてくれ、バス会社が保管してくださっていたようです。
その事務所はソウルを出る程遠いところにありましたが多くの方の親切のおかげで無事解決する事が出来ました。
今回解決した事は偶然が重なった事だと考えて、留学生活に慣れた時期だからこそ危機管理を見つめなおさなければならないと感じました。