Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2011年3月号 国際文化学部 T.A

オリエンテーションについて

                                     オリエンテーションは2月25日に大学内でありました。大学の施設についてや語学堂のシステム、また保険やインターンシップしついてまで細かく説明がありました。オリエンテーションは主に英語で行われましたが、日本語や中国語担当の教員の方が通訳してくれることもあったので分かりやすかったです。その後、私たちの先輩にあたる1年前から留学している方々からの留学生活の経験を聞く時間もありました。その後交換留学生の自己紹介と大学紹介がありました。私たちは龍谷大学の歴史やキャンパスについて説明をしました。世界各国から集まった学生が母国ではどのようなことをしているのかを知るいい機会になりました。その後チームに分かれて大学内の施設を見て回りました。バディーと呼ばれる留学生サポーターの学生と一緒に回りました。大学内は非常に広く一部しか見て回ることはできませんでした。その後、学生食堂でチームの方々とご飯を食べました。日本人のバディーをしてくれている学生のほとんどは日本語が話せる学生です。食事をしながらなぜ韓国語・日本語を学んでいるかといったことから大学ではどのような生活を送ってるかなどいろいろと話をしました。このオリエンテーションを通して多くの韓国の学生や留学生と交流を深めることができました。

 

環境について(寄宿舎について)

 私は交換留学生専用のゲストハウスに住んでいます。学校へも徒歩で通える距離にあります。また観光地としても有名な明洞にも徒歩で行くことができます。寮からは南山タワーを見ることもできます。大学の施設の4Fが私たちの寮になっています。交換留学生は2人もしくは3人部屋で生活しています。私は3人部屋に住んでおり、私を含め3人ともアジア圏から留学している学生です。部屋での使用言語は、韓国語はもちろんですが英語を使用するときも多いです。韓国語で分からない表現や単語がある場合はどうしても英語での会話になりますが、なるべく韓国語で話すように心がけています。今のところ生活様式や文化の違いもお互い理解して仲良く過ごしています。寮については、人数が少ない事もありみんな仲良く生活しています。中国人と日本人が多いですがその他にもアメリカ・フィリピン・ラオスやヨーロッパ諸国からの学生も住んでいます。キッチンが主な交流場所ですが、最近ではみんなで買い物に行ったりお互いの国の言葉を教えあったりして交流を深めています。また日本人の交換留学生はほとんどがこの寮に住んでいるので、困ったことや分からないことがある時などは支えあいながら生活しています。共同生活は不便な点も多いですが、友情も深まるし助け合いの大切さを学べるのでとても充実した生活を送っています。 

 

語学堂について

 私は大学にある語学堂に通っています。クラスは初級(1級・2級)中級(3級・4級)高級(5級・6級)の6つのクラスがあります。私は現在4級のクラスで勉強しています。

私のクラスは生徒が15人いますが私以外の学生はすべて中国から来た学生です。授業時間は毎週月曜日から金曜日あり、9時から13時まで4時間の授業を受けています。50分に1回10分間のブレイクタイムがあります。授業は東国大学の教科書と宿題用のワークブックを使って行われています。語彙・聞き取り・会話・筆記など項目ごとに順番に習っていきます。そして2日に1回復習のテストがあります。先生は1クラスに2人がついて曜日ごとに先生が異なります。語学堂にはおもしろい決まりがあります。それは「授業中に母国語で話すとイエローカード」というルールです。私のクラスではまだイエローカードは出ていませんが、このルールを初めて聞いた時は本当に面白いルールだと思いました。授業の内容は理解できていますがやはり韓国語で学ぶことはまだまだ難しく先生の話を聞きながら分からない単語や文法がある時はブレイクタイムに先生に質問するようにしています。先生方はとても親切に教えてくださるので、毎日楽しく生活しています。宿題に関しては、必ず同じ宿題を2度提出する決まりがあり、2度の提出で分からないところを徹底的に学ぶことができ、いい機会だとおもっています。