Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2014年11月号 国際文化学部 S.M

カルチャーショックについて

渡韓前に、韓国ではトイレットペーパーを便器に流さず大きいゴミ箱の中に捨てることや、電車の中でも通話をすることなど、基本的に知られている文化の違いを知った上で韓国に行きましたが、実際に生活してみて感じた文化の違いがありました。

一つ目は、どこでも唾を吐くことです。これも知ってはいましたが、想像以上に唾を吐く人が多かったのと、場所を選ばず吐くので驚きました。目の前に歩いている男の人が急に唾を吐いて、それを踏みそうになったり、地下鉄の構内でおじさんが吐いたりしていました。想定外の行動をするので、聞いていた以上だと思い、文化の違いを感じました。二つ目は、食べ物をなんでも混ぜることです。ビビンパのような混ぜた方が美味しいと思われるものを混ぜていることには抵抗を持たなかったのですが、カレーや、トンカツと一緒にご飯があったらそれまでをも混ぜている光景を目の当たりにして、かなりのショックを受けました。日本では見た目が悪いため、行儀が良くないと思われているのにも関わらず、普通に混ぜているので信じられなかったです。韓国人曰く、混ぜた方がまんべんなく行き渡って美味しいらしいです。お汁の中にご飯を入れて食べるのは理解できますが、カレーなどをも混ぜるのは理解できませんでした。三つ目は、タクシーです。ある日ソウル市郊外の駅から(近いであろう)目的地まで確実に着ける自信がなかったので、タクシーを拾って行こうとなり、タクシーを捕まえて目的地を伝えたのですが、「ソウルじゃないと行かない」と言われてしまい、乗ることもできませんでした。日本であればワンメーターでも乗せてくれるタクシーはあると思うのですが、韓国では少しの距離では乗せてくれないことに驚きました。

日本と韓国は隣国だから大して大きな違いはないだろうと思っていましたが、予想以上に違いがあったので驚きました。渡韓当初は理解できないと思っていましたが、今では違うことを楽しんでいます。

 

TOPIKついて

11月23日に実施されたTOPIKを東国大学で受けてきました。韓国にいる間に一度は受けたいと思い、今年最後の機会だったので申請しました。日本でも試験改訂前に初級を受けて初級まではとっていたので、今回はTOPIK Ⅱを受けました。完璧な準備ができなかったため、力試しで受けてしまいました。来年受ける時はしっかり準備して受けようと思います。

試験申請方法が日本と違って、個人的にややこしかったです。日本ではサイトで個人アカウントを作って、申請して、クレジットやコンビニエンストアで決済し、受験票が入力した住所にくるという流れなので、韓国で受ける場合でもそうだろうと思って申し込もうとしました。流れは同じなのですが、自分のパソコンでは申請できなかったのです。申請ページを開けるためには、専用のソフトが必要だそうで、学校のパソコンでしか開くことができませんでした。私は申請時間開始直前にしようとしたのでTOPIK内の個人アカウントを作ろうとしてもできないし、申請すらできないので焦りました。韓国では、大きい都市にある試験会場はすぐに席が埋まってしまうため、申請時間が始まってすぐ申請しないと、受験したい試験会場には行けず、地方に行かなければなりません。その時間に韓国中の外国人たちが申請ページにアクセスするので、中々ページが更新されません。だからスムーズに確実に申請したいと思えば、あらかじめ個人アカウントを作っておくことと、受験票の入力に必要な証明写真のデーターを用意しておいたほうがいいです。

あともう一つ気をつけなければいけないことは、受験票です。日本では自宅郵送で受け取るこができますが、韓国では自分自身が受験票をサイトから出力しなければいけません。これも自分のパソコンではなく、学校のパソコンでしかできないので気をつけてください。受験票と身分証明書(パスポートや外国人登録証)を持っていかないと受験できないのでこれも気をつけなければいけません。

同じ試験ですがシステムが少し違ったので、受験前に確認は絶対しなければなりません。