Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2014年7月号 国際文化学部 S.M

日本から持ってきてよかったもの

日本から持ってきてよかったものは、変換プラグです。日本と韓国はプラグのタイプが違うので、C・SEタイプのものを買って持ってくるといいでしょう。二つの差は特にないのですが、調べたところ、SEの方はコンセント部分(金具部分)が太いから、挿したときにぐらつかない…そうです。私は全てC 型を持ってきたのでよく分かりませんが、参考までに。

次に医療品です。韓国に来て一ヶ月経った頃風邪を引いたのですが、その時日本から持ってきた薬をたくさん服用しました。韓国の薬は、日本の薬よりも強くて、日本人の体質には合わないかもしれないということを聞いていたからです。結局は持ってきた薬では効かず、病院に行き、注射と薬を処方してもらいました。私は韓国の薬や注射をしても何の副作用もなかったですが、人によっては副作用があるかもしれないので、渡韓前にかかりつけの病院やドラックストアで薬を買うといいでしょう。また韓国は日本よりも乾燥しているので、喉がよく痛くなります。だから薬用のど飴・のどスプレーも私は必要でした。

そして当たり前ですが、パソコンは絶対に必要です。課題や調べ物をするためなどで必要だからです。パソコンはできれば、軽いものを持ってこられた方が、渡韓する際にとても楽なので軽いものをお勧めします。パソコンの重さが意外とスーツケースの重量に関わってきます。軽いものを持ってくることができるという方は、そうする方がいいでしょう。

次に韓国語の教材です。沢山は必要ないのですが、自分が理解しやすい文法書を一つ持ってくると便利です。沢山持ってくるとこれもまた重量オーバーの大きな原因になります。韓国の本屋さんにも日本語表記のある文法書はあるのですが、詳しく勉強したいとき少し不足で勉強しにくかったです。

そしてこれは特別なのですが、楽器です。韓国で音楽サークルに入りたかった私は、手荷物として楽器を持っていきました。飛行機に乗せて持っていくことは、気圧の関係で少し怖かったのですが、大丈夫でした。

最後に日本食です。いつも食べたいという訳ではありませんが、たまに食べるととても美味しくて重宝しています。私はハスクに住んでいて、ふりかけ・お茶漬け・味噌汁といった類のものは然程食べないのですが、宿舎にいたころはよく食べていました。住むところでご飯が出されないところであれば、食品系を持っていくといいと思います。また日本のお菓子は個人的にとても美味しいので、たまに送ってもらっています。

このように持ってきて良かったものを何種類か挙げましたが、持ってこなくても良かったものの方が多いです。韓国には日本同様、100円均一のお店があります(全て同じ価格ではありませんが…)。学校から近いところであると、明洞の大通りです。そこに行くと、ほぼ揃うので日本からわざわざ100円均一にあるようなものを持ってこなくていいです。そしてパソコンを除く電化製品(ドライヤー等)もロッテマート等のマートや、アートボックスという雑貨屋さんで安く売っているので、そこで買うことをお勧めします。あと変圧器ですが、ドライヤー意外は全く必要ありません。逆に変圧器を使うと、段々熱くなってきて蝋が溶けたような臭いがし、変圧器を触ると熱すぎで溶けるほどでした。だからかえって危険なのでドライヤーなどの電圧が高い物を使うとき以外はなしで大丈夫です。変圧器は値段が高く、重いタイプのものが多いので、持ってくるときにものすごく邪魔になります。また先ほど持ってきた方がいい物の中で、医療品と書きましたが、コンタクト液は要りません。韓国のドラックストアのチェーン店で日本と同じものが売っています。

渡韓される際には、荷物を準備するとき、韓国で買って、韓国で大部分捨てて帰国するということを頭に入れつつ準備された方がいいと思います。また今これを使っているから絶対韓国でも使いたいと思って持ってきたものがあって持ってきましたが、実際使いませんでした。必要最低限で抑えて来られる方が楽なので、要らないと思ったものに関しては、省いて準備されることをお勧めします。

 

文化体験について

語学堂の中間試験が終わった翌日に、ソウル・仁寺洞というところにあるアイスギャラリーとキムチ作り体験をしに行ってきました。 アイスギャラリーでは四角い大きな氷を配られて、それを彫刻刀?で削って、氷のコップを作りました。実際に作ったコップでジュースを飲んだので、何だか不思議でした。そして作り終わった後、その建物の地下にある氷で作ったギャラリーがあったので、見学しました。トイレや自由の女神、エッフェル塔など全て氷で作ってあって綺麗でした。

その体験が終わった後、移動してキムチ作り体験ができるところに移動しました。私たちが作ったキムチは、あらかじめ下ごしらえしてあって、ヤンニョムを付けるだけでしたが、初めて作ったので楽しかったです。すぐ作って食べられるキムチなので、あまり美味しくないだろうと思っていましたが、案外おいしかったです。キムチだけではなくトッポッキも作りました。全て作り終えて食べているときに、いきなりマッコリが配られて、私のクラスの友人たちは居酒屋のような雰囲気で楽しんでいました笑。またその施設に簡単に着られる韓服があったので、待ち時間に着ては写真を撮って楽しみました。

 

 

 

最後に、もう交換留学の試験が終わって結果が出たと思います。受かってからが大変なので、東国大学に出す願書、ビザの手続きなど頑張ってください。何でも早め早めにやることをお勧めします。締め切り期限はまだまだ先だからまだしなくてもいいやと思っていると、すぐその期限は来ます。当たり前のことですが、これが一番重要です。また韓国語に関してですが、韓国に来てから勉強するのもアリですが、やはり日本で基本的なことを学んでから来られた方が、韓国に来てからしんどくありません。特にサークル、学校以外での活動をしたいという方は特にです(すらすら話せるレベルという訳ではなく、本当の基礎を固めてからという意味です)。だから韓国語の勉強欲を高めるために、自分の韓国語の実力がどの程度なのか確認するために、韓国語能力試験(TOPIC)やハングル検定を受けられるのもいいと思います。また余裕のある方は一度夏休みに韓国に来て、どのような学校で、どのような場所で来年生活していくのか下見をするのもアリです。